ウールからハンドバッグを作る!フェルトワークショップを開催しました
こんにちは、たけのこです。
私は羊毛をからフェルトアイテムづくりをしていまして、このブログでも紹介していたところブログ「作ったり創ったり繕ったり」を運営しているサニー さん(id:tassany)から、フェルト作りを体験したいと依頼がありました。
そこでこの度、フェルトのハンドバッグをつくるワークショップを開催したのでそのご報告です。
ウールからハンドバッグを作る!フェルトワークショップを開催しました
今回のワークショップは実は2回目の開催。
第一回目はルームシューズの作成を企画し、開催しています。
しかし、初めてのフェルト作りでルームシューズは難易度が高く、結局時間内に完成させることが出来ませんでした。
これは開催した私の責任…
それでも生徒さんたちは、各々ご家庭で完成まで持って行ってくれたのでフェルト作りの基本を伝えることができたのでしょう。
この度の第2回ワークショップでは、前回の反省を踏まえ難易度を落としたフェルトのハンドバッグをつくりました。
ワークショップの様子
第一回目のワークショップではカフェの一部を借りて開催しましたが、準備や作業性がイマイチでした。
そこで今回は、たけのこ宅での開催です。
生徒さんは遥々、埼玉や神奈川から集まってくれました。
生徒さんが作るハンドバッグは普段使いがしやすいよう、それぞれ希望のデザインに合わせて製作することにしました。
サニーさんは円柱状のランチボックスが入るような筒状のバッグ、サニーさんのお友達は買い物やランチボックスが収まるようなハンドバッグをデザインされてましたね。
フェルトハンドバッグの作り方
フェルトのハンドバッグはパーツごとに作成していきます。
パーツといっても持ち手と本体の二つですけどね。
まず持ち手を作ります。
私の場合は太巻きをつくる巻きすを使って持ち手を作ります。
ウールを並べて、巻きすを使い棒状に丸めるのです。
ある程度形ができたら、手で擦ったり、タオルを使って収縮させて持ち手は完成です。
持ち手ができたらバッグ本体部分を作っていきます。
デザインに合わせてウールを並べていきフェルト化させていきます。
この途中で持ち手をバッグ本体と一緒にフェルト化することで、継ぎ目のないフェルトバッグを作ることができるんですよ。
あとはフェルトをお好みの大きさまで収縮させれば完成です。
生徒さんの作品
今回は3名の生徒さんがワークショップに参加してくれたのですが、お一人先に帰られてしまったので、二人の作品しか写真に撮れませんでした。
このような感じで作品は仕上がっています。
左の青いバッグは持ち手と本体がうまく一体になって仕上がりました。
右のバッグはフェルト化の途中で持ち手の片方が取れてしまったため、うまく一体化しませんでした。
そのため、刺繍糸で持ち手を取り付けています。
それはそれで一つのデザインなので失敗ではありませんが、教える側としては反省すべき点でしょう。
誰でも簡単に作れるフェルトアイテム
フェルト作りはウールと石鹸水があれば、誰でも作ることが出来ます。
想像力次第でどのようなデザインでも作成することができ、自分の思い通りになるところも魅力的です。
また、ウールというと強度が心配されますが、しっかり収縮させれば大きさ問わずしっかり強度がでますので重いものを入れても大丈夫です。
製作者としても先生としてもまだまだ半人前ですが、今後もフェルト作りに興味を持たれた方に作り方を広めていこうと思います。
サニーさん生徒さん、ワークショップのご参加ありがとうございました!