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飛行機のドリンクサービスは紙コップじゃなくていい!

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無駄は減らそうって話です

私は月に一度ほど国内線の飛行機を利用しています。

 

国内線の飛行機に乗ると受けるサービスといえば、空中でのドリンクサービスですよね。

 

今回、たまたまCAさんのキッチンルームが見える席に座りました。

 

そこで見た無駄は減らそうってお話です。

 

どんなものにも無駄はある?!

ドリンクのサービスは国内線の唯一の機内サービスで、JALやANAではコーヒーやジュースなどだいたい7,8種類の飲み物が用意されています。

 

私はたいていコンソメスープと冷たい飲み物を2杯ほど飲みます。

(コンソメスープだけ2杯飲むこともあったりしますが

 

今回乗った飛行機では、ちょうど私の斜め前の場所に、CAさんが飲み物を準備する部屋があり、カーテンが開いていたため中の仕事の様子をちょっと見てました。

のぞき見じゃないですよ!

カーテンが空いてたんです。

 

珈琲をドリップしたり、コンソメスープを作ったりなど、作業風景が見えました。

 

そして着陸前のこと。

機内サービスも終わりCAさんはカートをキッチンに入れ、そこで流しに残った飲み物を全て流していました。

 

それも、口を開けた飲み物全部。

 

水、コーヒー(ホット、アイス)、緑茶(ホット、アイス)、ジュース、スープみんな流していました。一般客室でカートが4台出ていましたので、プレミアムクラスも入れれば5,6台カートがあるとすると、結構な飲み物の廃棄量です。

 

それを見るまではてっきり、残った飲み物は次の便などで利用されているものだと思いましたが、現実はすべて廃棄。

 

1日2000便

ちょっと古い統計ですが、国内線は一日に2000便ほど飛んでいるようです。

その一便一便で同じことが行われているとすると、物凄い廃棄量です。

まあ衛生管理上そうなるのかもしれません。

 

超ざっくり計算すると

9種類の飲み物を500㎖ずつ廃棄したとすると1機であたりカート6台分で27ℓが廃棄される。

2,000便×27ℓ=54,000ℓが一日の廃棄量となり、年間にすると1,971万ℓになります。

 

標準的な小学校のプールに入る水の量は36万リットルですので、1年間でプール55杯分の飲料が飛行機だけで廃棄されていることなります。

 

ざっくりした計算なので、なんともあてにならないですが、

それにしても、もったいないなぁと思うのですよ。

 

ドリンクサービスは紙コップじゃなくていい

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https://www.ana.co.jp

飛行機のドリンクサービスは紙コップやめて、缶や紙パックのジュースにしたらいいと思うんですよね。

 

紙コップは飛行機が揺れるとこぼれやすいし、CAさんも一人一人コップにドリンクを注ぐのでサービス提供に時間がかかります。距離の短い国内線ではドリンクが着陸直前に渡されたりすることもあるので、ゆっくり飲めないこともあるしね。

 

その点、缶や紙パックなら中身がこぼれにくいし、提供スピードも早まります。

飲みきりサイズで提供すれば、廃棄量も少なることでしょう。

乗客、企業、更に環境に対しても良いことの方が多いように思います。

 

海外路線では缶やペットボトルが採用されてる?

最近乗った、エールフランスや、ルフトハンザ、スイス航空では飲み物が缶やペットボトルがコップと一緒に提供されました。

 

もうこんなんでいいと思うんですよね。

サービスを受ける側も、別に一杯ずつコップでドリンクを提供してほしいというニーズは無いんじゃないです?

 

過剰サービスとまではいかないけど

ドリンクをカップで提供することを過剰サービスとは思いません。ただ、あまりにも飛行機だけで無駄になっている飲料が多いなって。

 

行政も食品ロスや商習慣の見直しを提案しています。

食品リサイクル・食品ロス:農林水産省

 

CSRの意識が高い大手企業は、本業の中で環境対策に取り組んでもいいと思うんですよね。

という無駄を減らそうという話でした。