海外結婚式inヨーロッパ!自分で計画すると実際の費用は?準備方法は?
こんにちは、たけのこです。
たけのこ夫婦は昨年、チェコで結婚式を行いました。
最近では海外挙式をする人も多いと思いますが、今回、私たちは新婚旅行と家族旅行を兼ねて計画し、ほぼ全て自分たちで準備をしました。
せっかく苦労して結婚式をやったので、海外挙式を検討している方に参考になるような記事を書きたいと思っていたのです。
今回はどのように準備したか、また予算と実費について書いてみたいと思います。
海外ウエディングinヨーロッパ!自分で計画すると予算や準備の方法は?
チェコ プラハで挙式をする理由
なぜ海外で挙式をするのか。
これは人それぞれ目的があることでしょう。
たけのこ夫婦にはそれぞれ明確な目的がありました。
①たけのこ母を初めての海外旅行に連れていきたかった。
→たけのこ母は人生で一度も海外旅行に行ったことがありません。それで日本を飛び出すきっかけを作ってあげたかったんです。
②嫁が海外が大好き
→たけのこ嫁は年に1,2回は海外旅行にいく旅好き、それで挙式も海外にしたかったんです。
③二人の共通点であったチェコ
→実は二人ともチェコに行ったことがあり、お互いに好きな国でした。
④ミラーチャペルの図書館での記念撮影
→嫁がここで写真を撮りたいという想いがあった。
⑤まとまった休みを取り辛いから、結婚式と新婚旅行を一緒に
→チェコはヨーロッパの真ん中でもあったので、他の国にも行きやすい場所なんです。
こんな思いがあってチェコのプラハを挙式場所に選びました。
友人とか呼んでわいわいやっても良かったんですけどね。
上の兄弟がそういうのやってたんで、私はどちらかといえば親孝行を選択しました。
予算の決め方
だいたい結婚式は300万くらいかかると聞きます。
ということで、目標予算は300万となりました。
凄いざっくりとした予算の決め方…
もちろん、交通費、挙式費用、ホテル代、諸費用込みです。
この予算は果たして達成できるのか。
実際の費用はまた後程紹介します。
スケジュールを考える
海外に行ける日数は平日5日休んで、8泊9日です。
ヨーロッパだと飛行機だけで往復1日は要するので、それだけで時間を奪われます。
実際に観光などに充てられる時間は少ないんですよね。
でも、せっかくヨーロッパにいくなら複数か国行きたい。
逆にチェコをとことん楽しむという手もあります。
私たちはさんざん悩み、喧嘩したうえで、チェコで挙式を行い、スイスへ向かいグリンデルワルトを目指す行程を計画しました。
ちなみに、グリンデルワルトはこんな感じのところです。
とても気持ちのいい場所でした。
行程を詳しく書いてみると次のようになります。
1日目:成田空港→ドイツ(フランクフルト)乗換→チェコ(プラハ)
2日目~3日目:プラハ観光
4日目:結婚式
5日目:チェコ(プラハ)→スイス(チューリッヒ)→グリンデルワルト
6日目:ユングフラウヨッホ(ヨーロッパ最高峰の鉄道駅)観光
7日目:グリンデルワルト→チューリッヒ(1日観光)
8日目:スイス(チューリッヒ)→翌日朝、成田着
予定として書いてみると詰まって見えますが、実際にはかなり余裕がある旅になりました。
たぶん、これ以上予定を入れてしまうと疲れてしまうか、ゆっくり観光できないかのどちらかですね。
必要なもの(服装など)
持って行ったものは結婚式の衣装と旅行に必要なものくらいでした。
まさにトップ画像で身につけているものぐらいです。
私が新たに購入したのは蝶ネクタイだけですね。
嫁はこの際にウエディングドレスを購入しました。
pronovias(プロノビアス)というブランドのドレスが着たいということで、あちこち探し歩いたものです。
結局、みなとみらいにある「ドレスエブリ」というお店で運命の一着を見つけられました。
この店舗は直接ドレスを買い付けており、シーズン落ちのドレスやアウトレット商品を扱っています。気に入ったドレスがあって、サイズが合えばかなりお買い得なお店です。
実際に購入価格はレンタルとそう大きく変わりませんが、ドレスの質感は男性の私が見ても素晴らしいものでした。
ドレスを購入するのはもったいないかもしれませんが、レンタルと値段が変わらないなら、気に入ったドレスを買ってしまうのも一つの手です。
式の段取り
教会の段取りは日本のコーディネート会社「ル・マエストロ」に依頼しました。
料金を安く抑えるため、挙式会場の予約と神父の手配だけをお願いしました。
メールでのやり取りだけで、手配するので心配でしたが問題なく挙式を行えました。
思い出に残るカメラマンの手配
一生に一度の思い出なので、カメラマンは必須ですよね。
私たちは始め、結婚式のコーディネートをしてくれる「ル・マエストロ」に依頼しようとしていましたが、料金が高く悩んでいました。
そんなとき、たまたま旅行用に買った本の著者が現地に住む日本人カメラマンの女性だったのです。
彼女の名前は「横山佳美」(よこやまよしみ)さん
彼女に直接メールを送ってみると、快く引き受けてくださいました。
また撮影だけでなく、メイクさんの段取りまで横山さんにお願いしてしまったんです。
横山さんはとにかく希望に合わせて、たくさんのロケーションでたくさんのショットを撮ってくれます。
最終的に写真の枚数はかなり多く、大変満足するものでした。
式後の食事会場
これはとにかくトリップアドバイザーで検索して、現地のお店にメールしまくりましたね。
返信が来る店、来ない店、返信は来るけど対応が悪い店、良い店。
とにかくたくさんメールを送りました。
1回文章を作ってしまえばコピペでいけるので、そんな大変な作業ではなかったですけどね。
最終的には、一番やり取りが丁寧なお店に決めました。
実際に、料理もとても美味しく、手配してくれたウエディングケーキも絶品で、お店の雰囲気も店員さんの雰囲気もいい、最高のお店でした。
ウエディング旅行
チェコとスイスの思い出の写真を少し紹介したいと思います。
赤い屋根の街並み
路上の演奏
プラハは音楽の街なので路上ライブのレベルが高いです。
クラフトビールの飲み比べ
チェコは世界最大のビール消費国なんですよ。
続いてスイスです
スイスはグリンデルワルトとヨーロッパの最高峰の駅ユングフラウヨッホ、チューリッヒに行きました。
グリンデルワルトの駅
街並み
山から見たグリンデルワルト
ユングフラウヨッホ
標高3,571mにある駅です。
富士山が3,776mですからほぼ同じ高さですね。
イモトが上ったアイガー
アレッチ氷河の始まりの地点
ヨーロッパの最大の氷河で全長23kmの始まりの地点です。
ユングフラウ
標高4,158mあります。
外気温はマイナス12度
いやー寒かったですね。風もあったんで体感温度はもっと低かったと思います。
下から見上げたユングフラウ
周辺にはハイキングコースもあるので、次回行くときは周辺を散策してみたいですね。
以上チェコとスイスの紹介でした。
結局、費用はいくらかかったのか
では、実際にいくらかかったか計算してみます。
ドレス等衣装代(一式):42万
飛行機:139万(家族8人分)
ホテル:25万(家族8人分)
カメラマン:8万
挙式費用:43万
諸費用:30万
合計約290万でした。
一応予算内でしたね。
父母の旅費は私たち夫婦からのお礼ということで負担し、結婚式に参加してくれた嫁お兄さん夫婦には旅費を負担していただきましたので、もう少し実費は少ないです。
お兄さん夫婦には休暇も費用も負担して、二人の挙式に参加してもらい大変感謝してます。また、一緒に旅することが出来たのは、大変いい思い出になりました。
この費用が高いか安いかは人それぞれですが、内容を見直せば海外挙式はそこまで費用はかかりません。今回のツアーは新婚旅行兼家族旅行も含んでいますので。
これを二人だけの費用に絞ると、100万強くらいですかね。
結婚式の形は人それぞれです。
日本で大々的にやるのもいいし、海外でひっそりとやるのもいい。
結婚式は何より想いと目的が大切です。
私の今回の目的は、親を初めての海外旅行に連れていくことでした。
それが叶っただけでも大成功の結婚式でしたね。
というわけで、海外挙式を考えている方の参考になれば幸いです。
何か質問あればコメントください。