たけのこブログ

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帰宅難民にもなれない帰宅恐怖症の夫。頂いたコメントに回答してみる

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 こんにちは、たけのこです。

 

先日、帰宅恐怖症について記事にしたところ、次のようなコメントをいただきました。

帰宅恐怖症サラリーマンは働き方改革で帰宅難民に。そもそも妻が原因?

 

家事をやればやるほど、質にしろ量にしろ結局は相手に不平不満を言われる。だからといって自分の家事育児領域を増やすほどミスも増える。ミスを減らしたいから量を抑えたいと言えば怒られる。話し合っても、自分がとにかく気をつけます、頑張りますしか落とし所がない。でも自分が帰らないと奥さんは子供の風呂できないから帰宅難民にすらなれない。どうすればいいのかわかりません。

 

どこまで深刻なのかわからない部分もありますが、私だったらどうするか。

解決方法を考えてみようと思います。

 

帰宅難民にもなれない帰宅恐怖症の夫

コメントを下さった方は、とても優しく素直な人のように感じます。

立派なイクメンではないでしょうか。

 

まあそれでも、男性がいきなり家事を始めるとうまくいかないので、奥さんから文句を言われるというのは、良くある話だと思います。

 

小さな子供を囲んで、すったもんだありながらも幸せな生活を送ってるんじゃないかなと思うんですが、ただこの男性の場合、「幸せを感じる余裕がなくなっている」という悩みであれば問題です。

 

家庭を持って幸せどころか、自分の時間を奪われ、小遣いも制限され、日々奥さんから怒られ愚痴を言われて、結婚が人生の墓場という言葉を体現している。

そんな状態かもしれません。

 

結婚して子供を持つべきじゃなかったなんて思うようになってしまったら、それこそ不幸な話です。

 

「家事をやればやるほど、質にしろ量にしろ結局は相手に不平不満を言われる。だからといって自分の家事育児領域を増やすほどミスも増える。ミスを減らしたいから量を抑えたいと言えば怒られる。」

このコメントの状況が私の中で鮮明に思い浮かびます。

 

旦那さんの視点としては、仕事後も頑張って家事育児に臨んでいるのに文句を言われてしまいモチベーションを奪われている状態。

いくら協力姿勢を示しても、やる気が減るばかり。

 

奥さんの方は、不器用で見ていて気に入らない家事をする旦那が自分の苦労も知らず、ミスして文句言われたくないから家事を減らしたいとか、甘えるのもいい加減にしろと言ったところ。

 

「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」なのかもしれませんが、放っておいても状況が好転することはなさそうです。

 

相手の考えを理解し、受け入れる努力

話からするに、夫婦が互いを理解できてなく、すれ違いが生じているんじゃないかなと感じます。

 

そもそも、完璧に理解しあう事なんてできないんですけどね。

元は他人だし、育った環境、経験、価値観、感性など全てが違う人間通しなんですから。

 

それでもお互いが好きになり結婚へと舵を切った訳ですから、理解を深め相手を受け入れる努力はしていかなければなりません。

 

その努力がどこかで止まってしまうと、相手をなんとなく知ったつもりで、実は考えていることがわからない関係になってしまいます。

 

そうすると、話し合いを重ねても本音の部分で相手が何を考えているか理解できず、何度も同じ問題に遭遇してしまうんですね。

 

現状、旦那さんは家事育児に積極的に参加するも不平不満を言われる立場になってしまっていますが、それはきっと奥さんが大事にしたい家事のポイントを正確に把握できていないうえに、奥さんの希望と自分が出来ることの摺合わせをしていないところに原因があると思います。

 

私も家事をする上で自分の主観でここまでやればOKというラインがありますが、嫁さんからはよくツッコミを入れられます。

 

その逆もしかり。

 

一緒に暮らすと日々そういったことが出てくるものです。

 

始めのころは仲いいから許せるんですが、そのうち慣れてくると文句に変わってくるんですよね。

 

そこで我が家ではすれ違いがあると、何でそうやるのか、そこまでやる必要があるのか、なぜそのように考えるのか、現実の落としどころはどこか話し合うようにしています。

 

理想はわかるけど、現実できる、できないことってやっぱりあるんですよ。

 

できないものをただ頑張ったって、できるわけないです。

 

どう工夫すればうまくいくのか、一々、気をつけなくても良いようにするにはどうしたらいいのか。

話し合いをもっと深堀りされてはどうでしょう。

 

期待に応えられる人になる

でも思うのは、奥さんが旦那さんに不平不満を言えるのは、期待しているからなんじゃないのかな、というところ。

期待していない人に、いちいち文句言ったって無駄ですからね。

 

実際、旦那さんは逃げ出さず、仕事と家事育児に取り組んでいるようですし、あと一歩期待に届かないだけなんだと思います。

 

相手の期待に応えるためには、ただ頑張るだけではだめ。

 

何を期待されているのか、どうしたら期待に答えられのるかを考えず無鉄砲に努力しても、それはもがいているだけです。

 

奥さんの方も相手に期待するばかりでなく、旦那さんの期待に応える努力をしてほしいところですが、

「俺は努力してるんだから、お前も努力してよ」

なんて言える状況じゃないですね。

 

相手に何か求める前に、自分に何ができるか。

 

期待に応えられる男性を目指すことが賢明だと思います。