たけのこブログ

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台中式スナック?夜飯で地元民と意気投合した話

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こんにちは、たけのこです。

 

台湾旅行記のサイドストーリーです。

※本編はまた今度

 

台湾旅行1日目の夜の出来事でした。

 

台中の奇跡。夜飯で地元民と意気投合した話

月は出ているか?お月見の夜は月を見る

台中についた、たけのこ御一行はホテルのスペックの高さに感動しながら夜飯の計画を立ててました。

 

選択肢は4つ

①ナイトマーケットにみんなで行く

 

②宮原眼科という観光名所でご飯を食べる

 

③無為草堂という雰囲気のいいカフェで食べる

 

④各自でなんとかする

 

たけのこ御一行は親兄弟で編成された8人メンバーなので、集団行動か個人行動か判断を迫られるのです。

 

空気じゃ満たされないこの胃袋

結局、相談の上②になりました。

ホテルからも徒歩5分なので、近いのも魅力的ですしね。

 

宮原眼科は日本統治時代に眼科だった建物を残して、今は美味しくて有名な アイス屋さんやお土産屋さんが入っています。

 

こんなお店です。

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そこへ向かう道中、まるで台湾の秋葉原かのような商店街を抜けて宮原眼科に向かいました。

 

すると、あれ

入れない。

 

でも、人はいる。

アイスも食べてる。

 

でも入り口は封鎖されている。

 

状況を理解できなかった私たちは、ふと貼ってあった貼り紙に目がいきました。

 

「今日はお月見のため午後6時に閉店します」

 

…さすが、アジア。

 

季節ごとの文化を大切にしているところが、今の日本との違いを感じますね。

 

こんな感じでプラン②はものの5分で実行不可となりました。

 

やっぱり台湾と言えば夜市でしょ!

ということで、プラン②からプラン①にシフトした私たちはナイトマーケットに向かいました。

 

月見は月餅とバーベキュー?

夜市に着くとそこは歩行者天国ではなく、屋台と車、バイク、そして大量の人が行き交うカオスでデンジャーな場所でした。

 

もはや、食事出来るレベルじゃない…

席のある屋台は人、人、人でどこも入れません。

 

なぜか道端でバーベキューしている人もいるし、なんなのだろうか。

 

後で聞いた話では、月見の日はバーベキューやってから月餅食べるそうです。

いろんな文化がありますね。

 

そうして、私たちはナイトマーケットで何も食べることができず、帰途につくことにしました。

 

カラオケがある飲食店

プラン③が残ってますが、こちらも月見するからって早くに閉店していました。

月見の影響力はすごい。

 

そんなこんなでホテルに戻る途中、進んで見ると飲食店がありそうな怪しい通りを見つけました。

 

そこで唯一空いている店を見つけました。

 

「もうここでいいよね。」

歩き疲れた私たちに選択肢はありませんでした。

 

中に入ると、素敵なお姉さんが受付に。

英語メニュー無いけどいいか、と聞かれ、選択の余地がない我々は直ぐにOKしたわけです。

 

店内を見渡すとなぜかソファ席が多い。

しかも、カラオケ?

それに店員さんも無駄にセクシーなお姉さんが多い。

 

ここはもしや…スナック??

 

いやしかし、食事メニューが充実しすぎている。

 

それに安い。

まさか、別途チャージが取られるのか?

とか不安を募らせていました。

 

台湾で初日の飯がお姉さんのいるスナック

店の外観じゃ全然わからないし、あきらかに飯屋って風貌だったんですよ。

 

でも、出てきた台湾料理は絶品!

調理スピードも早いし、サービスもかなり丁寧。

 

席についてくれたお姉さんも、グーグル翻訳で頑張って意思疎通を図ろうとしてくれました。

 

そのおかげで、いろんな情報が得られました。

何より地元民との初交流ができたのです。

とっても丁寧で優しく、もてなしてくれました。

 

歌は世界をつなぐ

みんな疲れていたので、ご飯が食べ終わると、そそくさと帰ることにしました。

 

そんな時、店内にいたおじちゃんがカラオケを始めます。

 

せっかくなので一曲聴いていくことにしました。

 

台湾語わからない

歌もわからない

 

でも、なんとなく日本流に盛り上げてみました。

 

盛り上がったところで、帰ろうとすると別のおじさんが私達を引き止めます。

 

「もう一曲、もう一曲聞いて行け!」

多分そう言ってたんだと思います。

わならないけど。

 

そしたら、聞き覚えのある曲が流れてきました。

 

それは森山良子さんの

「涙そうそう」

の台湾版だったのです。

 

涙そうそうは台湾でも歌われていたのでした。

 

なんと、

おじさんは1番を歌い終えると、こちらの席にマイクを渡してきたのです。

 

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歌の上手い兄夫婦がマイクを持つと、盛り上がりは最高潮!

歌を通してみんなが一つになった瞬間でした。

 

台湾人の親日は本当だった

店を出る時はもうヒーローを見送るかのように握手して、帰途につきました。

 

粋な計らいってこういうことなのかな。

 

それもこれも、先人たちが築いてくれた台湾との友好関係があるからだと思います。

私達はそれを忘れてはならないし、もっと台湾と日本の歴史を知らないといけない。

 

台湾人の方との交流は、文化の違いを越えて繋がることの大切さを教えてくれました。

 

因みに席料は10%くらい取られてました。

元値が安いので安心価格です。

それにしても、新しい感じだったなぁ。

 

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