お金を増やす方法も節約法もあるけど収支管理できない人は結局豊かにならない。
こんにちは、たけのこです。
ネットの情報サイトなどを見てるとお金の話題が豊富です。
生活していく上にはお金に関する知識は必須ですから需要もあるのでしょう。
これまでは、節約や貯金の方法が多かったようにも思いますが、副業や投資、仮想通貨が話題になり、お金を増やす話題が豊富になってきている感じがします。
どの情報もその通りにやれば、豊かな生活が待っているように書かれていて、たしかに魅力的です。
でも結局、収支管理ができない人は、何やったってお金は手元に残らないと思ってます。
お金を増やす方法も節約法もある
http://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari/2016/
平成28年度の家計の金融行動に関する世論調査を見ると、年収1000万~1200万の世帯でも15.7%の人が金融資産がありません。
サラリーマンの平均年収は2016年で442万と言われていますが、その倍以上の収入があっても、貯金ゼロの世帯があるのです。
何かあったときの備えなんて考えてないんでしょうね。
これが収入があっても支出が管理できてない最たる例だと思います。
年収1000万という安心感が浪費を加速させる
よく結婚相手に求める条件の一つに年収1000万円という基準がありますが、これが額面上の所得とすると、実際の可処分所得は730万程度です。
年収が1000万という金額に、どこか安心感があるのでしょう。
収入が300万程度の家庭では、無駄な支出は控えられるでしょうが、1000万世帯ではある程度好きなものが買えるため、外車やブランドの服やアクセサリー、習い事、外食等々、そういったものに多くお金を使うことができるのです。
また、収入が多い世帯は信用度が高いことから、高額のローンを組むことができます。
こうした世帯は湾岸の新築タワーマンションなどに憧れ、5000万とか1億くらいのローンを組めて、買っちゃうんですよね。今は低金利時代だから今のうちに借りちゃえと言わんばかりに高いローンを組む。
もし何かあっても、首都圏の良い立地ならこれからのオリンピック需要で高く売っても受けられるかもしれないと、投資目的で考えてローンを組んでる人もいることでしょう。
でも、実際にローンを払い終わったときの総額をイメージできている人がどれだけいるでしょうか。 仮に売値が5000万の物件でも、金利やその他の経費で最終的な費用が6000万超えたりします。
これが、収入はあるけどお金の無い世帯の傾向です。
お金を増やす方法はあるけど
最近では、副業や投資、仮想通貨で稼げるぞ!
と儲かるうたい文句で書かれた記事をよく見ます。
確かに、収入を得る手段を増やしたり、株や投信、為替でお金を増やすことはできます。
でも、増えたお金をあなたはどの様に使おうと考えていますか?
マンションや住宅、車を買う?
生活水準を上げる?
教育費(塾代や学校の授業料)?
旅行費用?
お金を使う事しか考えられてない人は、収入を増やしたところでお金に余裕のある生活は得られないでしょう。
節約ばかりでは生きる目的を失う?
逆に節約ばかりに気を使うとどうでしょうか。
安いアパートに住み、水道光熱費を節約し、食費も削り、友人との交際費も何もかも減らす。
確かに貯金はできるかもしれません。
そうして、貯めたお金の使い道を考えていますか。
なんとなく将来に備えて、ということであれば、我慢した生活を送るよりも収入を増やすことを考えた方がいいでしょう。
生活水準を落としすぎるのは、犠牲にするものも多いですから。
節約に走りすぎている方は、何のためにお金を貯めているか目的を考えてみましょう。
その目的を達成するための見積りは適切でしょうか?
過剰に予算を見積っていませんか?
収支管理できない人は結局苦労する
自分の思い描く生活に対してどれだけの支出が見込まれ、どれだけの収入が得られる見込みか。
どれだけ収入が増えれば十分な生活を送れるか考えないと、いくら稼いだって、いくら節約したところで、なんとなくやっているだけになってしまいます。
お金を稼ぐ方法はいくらだってあります。
お金を使わない工夫だっていくらでもできます。
でも、自分の生活にあった収支を管理できなければ、稼いだって生活は豊かにならないし、節約したってお金は溜まりません。
何かをとりあえず始める前に、自分にどれだけお金が必要か計算してみてはどうでしょうか。
それがわかれば、案外、頑張って稼いだり、過剰に節約する必要はないかもしれませんよ。
ちょうど良いお金との付き合い方を見つけられたら幸いです。