親知らずは若いうち抜け!来週いよいよ4本目の抜歯に挑み、7年の戦いに終止符を打ちます
ついに来週、4本目の親知らずを抜歯します。
前回抜いたのは7年前です。
私は3本抜歯してトラウマになり、最後の一本を抜けず長い月日が経っていました。
あぁこわい。
こわいこわい。
でも、親知らずは20代半ばくらいまでには抜いたほうが良いらしいので書きます。
年を取るほどつらくなる?親知らずは若いうちに抜け!
親知らずって抜いても、抜かなくてもいいんですけどね。
ちゃんと生えてない人は、絶対に早く抜いたほうがいいです。
恐れて放置すれば年を重ねるにつれ健康リスクは上昇する一方です。
年を重ねるにつれ骨は硬くなるんだぞ!
骨の硬さって意識したことないと思いますが、年齢とともに骨って硬くなります。
それはアゴの骨も。
歯ってこんなイメージですよね。
根っこの方が二股に分かれています。
これだけ見れば抜歯なんて簡単にできそうじゃん。って思うじゃないですか。
実際はこんなかわいいものではありません。
こんな感じで、二股の部分で顎の骨をがっしり掴んでます。
親知らずの抜歯はスッポリ抜けるものをイメージするかもしれませんが、二股でつかんでいる骨の部分を骨折させて抜くんです。
しかも、下の親知らず付近には、 太い神経が走っているので結構危険な手術なんですよ。
若いうちの骨はまだ柔らかく弾力もあるため、親知らずは抜きやすいですが、逆に年齢を重ねれば重ねるほど、骨が硬くなり抜けにくくなるんです。
そのため、放置すればするだけ、抜歯がつらくなる一方ですよ。
親知らずと骨の密着度も上がる
親知らずと顎の骨は年齢とともに、その密着度が上がっていきます。
密着度が高ければ高いほど、抜けにくいのはイメージが付きますよね。
抜けにくいと言うことは、抜歯の際のダメージもでかいということ。
抜歯は密着度が弱い、若いうちが良いんです。
若いうちは傷の治癒力が高い
親知らず抜歯したら、当然の事ながら抜いたところにポッコリ穴あきます。
でも大丈夫。
時間が立つと綺麗にふさがってくれるんですね。
私も抜歯した親知らず3本の跡地は、とてもなめらかにふさがりました。
舌触りもとてもいい感じです。
でもケガも一緒ですけど、人間の治癒力って年齢とともに落ちていきます。
口の中も一緒です。
また口の中は細菌でいっぱい。
治癒が遅くなれば、傷口に細菌が入っちゃうことも。
ちょっと原因が違いますが、抜歯後の傷口から菌が入ると、下の記事に書いた顎骨膿胞(がっこつのうほう)ができたり、顎の骨に穴あきます。
そういったリスクも高くなるんですよ。
親知らずの傷口が早く治ってほしければ、若いうちに抜歯すべきです!
親知らずが横に生えると歯並びを悪くする
親知らずが横や斜めに生えている場合、元から生えている歯を圧迫することがあります。
そのため、放置すると歯並びが悪くなることがあるんですよ。
私の前歯もそれですこしズレました。
綺麗な歯並びだったのに…
横に生えてたら要注意。
早く抜いちゃいましょう。
更に虫歯になりやすくなる
親知らずが変な風に生えていると、食べ物が詰まりやすくなり、ブラッシングもしにくいので、虫歯リスクが高まります!
実際私も親知らずが虫歯になってます。
虫歯もありますが、歯茎のマッサージもしにくくなりますので、歯周病リスクも上がるんですね。
以前、歯周病チェックを受けたときに歯周病菌の住みかとなる歯周ポケットが一番大きかったのは、親知らずの生えている周りでした。
虫歯になりにくいから大丈夫って油断していると、親知らずまわりから歯周病になりますよ。
親知らずはさっさと抜くに限ります。
来週4本目の抜歯に挑む私の心境
ぶっちゃけ、すごく怖いです。
考えるだけで心拍数上がります。
なぜ7年も放置したのか
前に親知らずを3本抜いた時はほんの2か月くらいの間に処置しました。
残るのは左奥の一本のみです。
若いうちに抜いたほうがいいって言うのは、そのときから知ってたんです。
でも7年放置してしまいました。
なぜか。
3本目の右奥親知らずが一度の抜歯じゃ抜けなかったんです。
麻酔も効かないし、一時間も引っ張られるし、それでもって抜けないって…
そして翌週。
2度目のチャレンジにて何とか抜けました。
自分でも驚いたんですが、人って本当に痛いと時って無意識に叫ぶんですね。
歯が抜ける瞬間
「うぉおおおおおおお!!!」
まさに魂の叫びでした。
そう、この体験が私にトラウマを残し、将来のリスクを考えられなくさせました。
大学病院でたくさん抜歯してきたから大丈夫
私の親知らずを抜歯した先生は、治療前にこういってました。
「横に生えている親知らずは大学病院レベルの治療が必要だけど、僕は大学病院でたくさん親知らずを抜歯してきたから大丈夫だよ」
結果、全然大丈夫じゃなかった。
自信があるのはいいんだけどさ、一回で抜いてくれよ。
それからです。
私の歯医者さんに対する不信感が高まったのは。
だから、格付けしてくれって記事にしたんです。
町医者が大学病院レベルの治療が必要って、自分で認識しているのに、そのまま治療しちゃうって怖くないですか⁈
大学病院でもなんでも行くから紹介状書いてくれよって思います。
4本目の抜歯はどーするか
なんだかんだ言っていますが、4本目の抜歯も町の歯医者さんでやることになりました。
なぜか。
今回、私が理想とする歯医者さんと奇跡的に巡り合うことができたからです。
ちょうど、歯の詰め物が取れたので、通い始めたんですが、この先生なら信頼ができると思い抜歯をお願いしたんです。
そしたら先生は実際に抜歯をする3週間前から、最新のCTやレントゲンを駆使して、あらゆる角度から親知らずの生え方、神経の位置を確認し、私に治療方針を説明してくれました。
そのうえで、抜歯した際のリスクを説明し、ベストを尽くすことを私に宣言し、治療するかしないか最終判断を私に迫りました。
もう合格です。
いままでで一番、安心できる歯医者さんと出会えました。
来週いよいよ親知らず4本目の抜歯に挑みます
さあ、これが人生最後の親知らず退治です。
信頼できる医師とともに、勇気をもって挑んで来ようと思います。
この記事を読んでいただいた方が、親知らず抜歯の恐怖を乗り越え、治療に進む道を選んでいただけたら幸いです。
まず、私が先陣を切り、7年に及ぶ親知らずとの闘いに終止符を打ってきます。
※続編はこちら