連続テレビ小説「ひよっこ」オープニングを手掛けた田中達也氏の作品展に行ってきた
こんにちは、たけのこです。
新宿高島屋で特設展示されてた、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニングを手掛けた田中達也氏の作品展に行ってきました。
遠方で見に行けなかった方や興味のある方の参考になればと思い、ひたすら写真撮ってきたので紹介します。
※もちろん撮影OKのものだけ!
展示会場は連日大盛況で、私が訪れたときも入場まで30分程度時間がかかりました。
ということで、今回は画像が多めです。
写真は圧縮してるので荒いですが、皆さんのデータ量に負担かけないようにしているので是非見てください!
「ひよっこ」オープニングを手掛けた田中達也氏のMINIATURE LIFE展に行ってきた
田中達也氏とは?
本人モチーフのミニチュアです。
田中達也さんは1981年熊本県生まれ。
2011年から日用品とジオラマ用人形をモチーフにして、日常にあるものを別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を発表。
海外を含め人気を集め、メディアでも広く話題に。
Twitterのフォロワーは100万人を超えているそうです。
そして現在NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当しています。
等身大パネルがあったので並んで見たところ、私の方が沢村さんより背が高くて、独り喜んでしまいました…
固定概念を排除した見立ての世界の面白さ
展示会場内は実際の模型と作品の写真が約100点にもわたって展示されていました。
そんなわけで、この後紹介する作品は写真を撮影したものと、模型を撮影したものが入り混じっています。
一通り写真撮っていたら撮影枚数が300枚越えてました。
撮りすぎですね。
全部紹介したいくらいですが、個人的に気に入ったものを載せていこうと思います。
田中達也さんの作品の面白さはその「見立て」。
辞書と付箋を組み合わせて、今話題のボルダリングを再現したり、SDカードをグランドピアノに見立てる、その自由で豊かな発想力だと思います。
作品を通して感じるのは、私たちはもっと自由に想像を膨らませれば、普段の生活は面白いものに囲まれているということです。
見立ての世界を見ていきましょう!
ブラシの稲刈り
規則的に植えられているのが日本の稲作を彷彿させますね。
この人は音符を収穫してます。
隠れた名曲を掘り起こしてるそうです。
こちらは塗装屋さんとポッキー
このポッキーのチョコの高さがあっていないところが、素人が塗装してる感じでなんか好きです。
こちらはスポンジ×テニス
ミニチュアなので角度を変えてみると
反対コートの選手にも動きがあって躍動感が感じられます。
アボカドも田中達也氏の手にかかれば、
まるで無人島のリゾートですね。
こちらにはブロッコリーがならんでます。
ですがその細部を見ていくと...
公園の一瞬を切り取ったような風景があります。
まるでシンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイ見たいですね。
ビールの波でラフティング
ミニチュアの表情も鬼気迫るものがありました。
地球は甘かった
まさにそんな感じです。
ルーズリーフもプールサイドに早変わり
登るための手すりが多すぎですが、ご愛敬。
箸休めにクイズです
さてちょっとここでクイズです。
この花は何に見立てられているでしょうか
スマホの人は一気にスクロールしないでくださいね。
直ぐネタバレしちゃうので。
田中達也氏の目線で想像してみましょう。
わかりました?
正解は…
夜空に浮かぶ大輪の花、花火でした。
浴衣を着たカップルがちょこんといます。
あなたの見立てはどうだったでしょうか。
見立ての世界②
引き続き作品紹介をしていきます!
雑誌と付箋がまるで屋台街のような街並みに
こんなとこ実際ありますよね。
キーボードでお葬式
角度を変えて見ると
棺桶はテンキーの十キーになっています。
神は細部に宿るですね。
ちなみにこの作品はキーボード丸ごと使ってます。
どこかシュールです。
駅にコッペパン列車が到着します!
このコッペパン列車はプラレールになっていて、なんと自走するんです。
動きのある展示は大人も子供も大興奮です。
コッペパンが愛らしい作品でした。
ノアの箱舟?
確かに切ったスイカの形が船に見えてきます。
お取り込み中、失礼します…
シャワーの量多すぎ…こんな贅沢してみたいですね。
ホチキスの芯も図書館に
確かに本が並んでるようにも見えます。
チャーハンの大波に乗れ!
よく見ると中央にサーファーがいます。
見にくいのは私の写真のセンスがないので…
畳に人がいるだけなのに
とても哀愁を感じさせます。
畳は田舎の風景のような雰囲気ですね。
以上この辺で。
まだまだありますが、やめときましょう。
自由な見立ての世界に心もほっこり
完全に田中達也氏におんぶにだっこな記事でした。
働いている方はなかなか連続テレビ小説なんて見れないでしょうから、田中達也氏のことも知らない方は多いのではないでしょうか。
田中達也氏の作品は日常の物を題材にしてミニチュアを作成しています。
今回の作品展では実物のミニチュアがあり、写真では気づきにくい、作者のこだわりが見る角度によってすごく伝わってきました。
是非、同様の作品展がありましたら、足を運ばれることをおすすめしたいです。
写真では伝わらない感動がきっと待っていると思いますよ!
ちなみに、妻はこの作品展にインスピレーションを受けたのか、
「私もこういうの得意だと思う」
と発言していたので、今後何ができるか期待しているところです。