たけのこブログ

〜自分の人生を歩み始めるブログ〜

いつかうつ病になったときのために、手帳を活用しておけばよかった話

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 こんにちは、たけのこです。

 

私は職場の環境によってうつ病を発症しました。

今は会社の制度を利用し休職しています。

 

今回は精神病にならないに越したことはありませんが、精神病になったときの為に働いている人は準備しておいた方がいいことを書きたいと思います。

 

それは日々のメモです。

 

いつかうつ病になったときのために、手帳を活用しておけばよかった。

誰しも精神病になるリスクを抱えている

まず、大前提として誰しもが精神病になるリスクを抱えています。

 

私もまさか自分がうつ病になるなんて思ってもいませんでした。

正しい食生活、ストレスの発散、休養。

いわゆる精神病にならないための健康管理をしていました。

特に結婚してからは、そのどれもがより充実したものになっています。

 

それでも、私はうつ病になりました。

 

どんなに備えていても、何かをきっかけに心が壊れてしまうことがあるのです。

そんなときの為に普段から備えていた方がいいことがあります。

 

それはメモです。

 

人の記憶と感情は失われていく

人は忘れる生き物です。

例えば一年前の朝ごはんの内容を覚えている人など、そうそういません。

 

しかし、手帳などにメモ一つ残しておけば、記憶を呼び起こすことが出来ます。

また、メモは非常に有効な証拠になるのです。

 

私が後悔しているのは、その時の出来事、感情をメモとして残してこなかったこと。

 

今の私は休職中であり給料の一部を支給してもらえますが、働いているときの所得からは大きく乖離します。健康保険組合の傷病手当金制度がありますが、職場環境の影響で精神病になった私にとって、この病は労働災害です。

 

しかしながら、それを証明する手段がありません。

証拠がないのです。

 

労働時間が長かったことはPCのログで長時間労働は記録されています。

しかし、どういう出来事があって、その時何を感じていたか、何も記録はありません。

また、思い出そうにも思い出したくないのか、思い出せないのです。

 

薬の影響もあると思います。

精神病のクスリが増えるにつれ、私の脳はクスリに誤魔化されており、思考能力が低下してきています。

 

これを読んでいるすべての人に伝えたいのは、精神病になるリスクがある以上、何かあったら必ずメモを残してください。それが役に立つ日が来ない方がいいのですが、いざというときにきっと役に立つものとなってくれるのです。

 

紙でもスマホでもなんでもいいからメモを残す。

メモの残し方はなんでもいいです。

 

小さな手帳にその日起きたことを書いておくだけでもいいし、スマホのメモ機能を活用してもいいです。スマホなら音声認識でメモすることもできるので非常に簡単で早いですよ。

 

1点だけ気を付けて欲しいことは、日付を残すことです。

 

ただのメモでは時系列がわからなく、第三者に対しても伝えにくくなり、せっかくの記録が役に立たない場合もあります。

必ず日付はメモする際に残しておきましょう。

 

自分を守るための保険を持っておく

メモを取ることって慣れている人にとっては容易いことですが、そうでない人も多いと思います。

 

ただ、何かあったときの保険として、一筆でいいので痕跡を残すことが後々の自分を守ることにつながります。特に労働環境によって精神病を発症した場合は、このメモが労災認定の大きな証拠となるのです。

 

心の傷は目には見えません。

他人に理解してもらうことなど不可能に近いです。

健康なうちに病気になったときの対策をしておくことは、決しておかしなことではありません。

 

自分の身は自分で守る。

 

制度に助けてもらうにも無防備ではいけないというお話でした。