たけのこブログ

〜自分の人生を歩み始めるブログ〜

感謝の気持ちを言葉にできない大人が多いよね。社会を明るくするヒント

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こんにちは、たけのこです。

 

皆さんは挨拶と感謝の言葉をちゃんと口に出せていますか?

小学校などでは必ず先生に注意されちゃうコミュニケーションの基本ですが、意外にできない人って多いんじゃないです?

 

知り合いにはできるけど、全くの他人ではどうでしょうか。

 

 

とっても簡単なことなんだけど、声に出すって難しいことなんですよね。

 

みんなが一声かけあうことを意識すれば、生きにくい社会も少しだけ良くなると思うんで意見します。

「挨拶と感謝は声に出してにして言おう

山梨県を歩いていて驚いたこと

親戚に会いに山梨県北杜市を訪れて歩いていたところ、自転車通り過ぎる小学生に突然「こんにちは!!」て挨拶されました。

 

とっさのことでこちらも反応が遅れてしまいましたが、まったくの他人に対しても自然と挨拶ができることは、とても気持ちがい良いものでした。

 

神奈川に来てからは、そんなことは一度もありませんね笑

何の差なんですかね。

 

スーパーで見た親子の会話

先日スーパーで買い物中、近くにいた親子の会話に聞き耳立てていたところ、

(親子の声が大きかったので聞こえちゃったんですけどね。)

 

「店員さんにちゃんとありがとうって言いなさい」

(何があったかは分からない)

 

子「〇×▽…」

 

「ありがとうは!!怒」

 

子「ありがとう(小さな声)」

 

私はよく言えたねって心の中で子供を褒めていたところ、お母さんの声が大きいもので更に会話が聞こえてくる。

 

母「明日は保育園だよね?」

 

子「…」

 

母「返事はっ???怒」

 

子「はぃ」

 

「聞こえない!!!怒」

 

買い物中に怒られてる子供がちょっと見てられなかった。

人のしつけに口出しはできないなと思いつつ、そのあとです。

 

レジのあと袋に詰めるスペースが埋まっていたところ、たまたまその親子とタイミングが同じになり、一か所空いたので私は「お先にどうぞ」と親子に譲りました。

 

相手の方が、子連れだし、買い物の量も見る限り多かったですからね。

 

するとそのお母さん。

目も合わさず、顔もどこか違う方を向いて、会釈。

以上。

 

ほう。

そうきたか。

 

子供に対しては、ちゃんとマナーをしつけようとしているにも関わらず、自分は他人の私に対しては感謝の言葉一つない。

(別にお礼を強要しているわけではないんですけどね。)

 

ただ、それを見ている子供は、どの様に育つんだろうなって考えたら、自分の利害関係者にしか声をかけることができない大人になっちゃうじゃないかなって思うのですよ。

 

大人が見本になってないんです。 

 

声を出せない大人が多い?

なかなか声が出せないのは子供より、大人の方が多いと思うんですよね。

例えば、

 

〇満員電車だと奥の方に乗っている人が、人を掻き分けて降りようとするとき、無言で強行突破する人。

 

〇乗るときもそう、ぎゅうぎゅうなところに最後の一押しで突入する人。

 

〇順番などを譲ったりしたとき会釈だけの人。

 

〇会社だと成果物を提出したときや、仕事の協力をしたとき無言か、「おう」としか言わない人。

 

「おはよう」、「ありがとう」、「ごめんなさい」、「ちょっと失礼します」とか何か言える言葉があると思うんですが、多くは無言の会釈や「どうも」とか「おう」とかそんな感じ。

 

特に全くの他人同士だと相手からの反応がないことが多く感じます。

 

なんかこんなこと書いてると、何見返り求めてるの?って思われちゃいそうですが、

一声かけるだけでその場の空気って良くなると思うんですよね。

  

建設現場では一声かけが現場を一つにする

私は建設関係で働いているのでその経験ですが。

 

大きな建設現場では数百人から千人くらいの人が、一つの現場で作業することがあります。しかも建設業界は専門の職種が細分化されていますから、その分だけ会社があり、さらに下請け会社もいて、とにかく現場の中は知らない人だらけの環境になります。

 

そんな中で命がけの作業をしているみんなが大切にしているのは、

「安全」です。

 

安全は危険なことをしないだけでは守れません。

相手が誰であろうと、なにか気になることがあれば声掛けをする。

声掛けが「安全」の基礎となっているんです。

 

「うしろ通るよ」とか「そこにもの置いてると危ないよ」「体調悪そうだけど大丈夫か」「ご安全に」など

その声掛けには、同じ会社や別の会社、上司・部下、元請と下請け、知り合い・他人、そのような垣根はありません。

 

災害の無い良い現場ほどこのこの「一声かけ」が多いように思います。

 

声掛けを重ねていくうちに、他人同士の緊張感のような冷たい空気感がなくなるので、現場の中がとても居心地よくなるんですよ。

 

一言一言はたいしたことなくても、それが集まると工事現場の中は一つの家族のようになるんです。

 

声をかける。

それだけで変わることもあるんです。

 

言葉の力で少し社会を過ごしやすくしません?!

挨拶や一声かけって他人との緊張感を取り除く凄い力を持っていると思うんです。

 

恥ずかしいとか、めんどくさいとか、なんとなく言いたくないとかあるかもしれません。

 

でも、たった一言、言えるだけで生きづらい社会も少しは良くなるんじゃないかなって思うんです。

 

最初はなかなか言えるものではありませんが、言葉を出すことは慣れです。

 

相手が全く知らない人でも、「ありがとう」とか「お先にどうぞ」って繰り返し言ってると、気を張らず言えるようになります。

 

「ありがとう」なんて一日に何度言ったって嫌がられる言葉じゃないですから、練習にうってつけです。

 

少しでも誰かに親切されたら、声に出して「ありがとう!」を相手に届けましょう!

 

子供たちに挨拶の大切さを教えるには、まず大人から変わってほしいという私の想いでした。