老衰に向かう兆候があった私が、針とお灸で食欲が回復しました!
こんにちは、たけのこです。
先日、老衰死に向かう兆候の一つに「食欲不振」があることを紹介しました。
老衰死へと向かうサインが自分に当てはまりすぎて焦る - たけのこlabo.
私自身20代にして食欲不振により、体重が減少しています。
そこでこの度、10年以上の付き合いのある鍼灸師さんのところに、久しぶりに言ってきたところ、抜群に食欲が回復しました。
今回はそんな話です。
老衰に向かう兆候があった私が、針とお灸で食欲回復しました!
無理に食べようとしても食べられない
食欲不振に陥っていた私は、ある日、嫁の一言で体重計に乗ってみると1年前から7kgもの体重が減少していました。
結婚するまでは荒れた食生活だったので、食の内容が改善した結果だと主張しましたが、嫁は私の食事量の問題と考えていました。
確かに、ご飯を食べる量は嫁と同じか、もしくは少ないくらい。
そりゃ心配もしますよね。
私はお腹が減るという感覚も失っていて、食事をそんなに食べたいともいえませんでした。
そこで始まった嫁のご飯大盛り大作戦。
気合と根性で胃袋を大きくする、いかにも体育会的な作戦です。
これがしばらく続きました。
なんとか時間をかけながら一食一食、食べていましたが、どれだけ食べても体重は増えませんでした。
お菓子も食べても食べても太りません…
体重が増えやすい方には失礼ですが、私は食べても太れない体質のようです。
食べられる体を取り戻さなければ食べられない
そこで、高校時代からお世話になっている鍼灸師さんのところへ足を運びました。
彼女は普通の鍼灸師さんでしたが、私が頻繁に頼り出してからスポーツトレーナーとしての勉強を重ね、私を実験材料にしながらも兎に角、ボロボロになった身体をメンテナンスしてくれました。
実際、彼女のフォローなしにスポーツで活躍はできなかったと思っています。スポーツを辞めた後も時々メンテナンスをしてはもらっていました。
そして、彼女は私の身体を見るなり叫ぶかのように
「これはだめよー!だめ!!」
と言いました。
彼女は体を見るだけで、その人の身体にどんな異変が起こっているかわかるのです。
それで、私の身体はダメダメだったようです。
身体見てそんなに、ダメだダメだ言われるとちょっと傷つきます。
彼女の診断としては、まあストレス性の緊張が全身で起こっていて、それと共に内蔵機能を低下させていたようです。
で、そこから、針とお灸のオンパレードです。
しかし、いくら治療しても身体の張りはとれず、最後の手段としてお腹と頭に針とお灸を施しました。
「頭からストレスが出てくんじゃないかなと思うから、とりあえず針うっとくね!」
そう言って、脳天に3本針を打たれました。
過去にも頭に打たれたことはありますが、心地の良いものではありません。
脳みそ出てくるんじゃないかって思っちゃうんです。
でもそうしたら、自然と私は眠気に襲われ、起きたときには2時間も寝ていました。
その結果、体の緊張はほぐれ、その直後のお昼ごはんからなんと食欲が回復しました!
やはり東洋医学は侮れません。
胃薬飲んでも回復しなかった食欲を、針とお灸で内臓機能を改善させることで同時に食欲まで回復しました。
身体の調子に精神が引っ張られる
人は結構身体の調子に精神が引っ張られることがあります。
お腹痛いと不安になるし、身体がこわばっているとやる気も出なくなります。
針とお灸は西洋医学のように、化学反応で身体の調子を変化させるのではなく、自分自身の回復能力を高めて、その人を健康に導くものです。
そのため、治療後は気分もとてもいい感じ。
食欲あるし、身体は軽いし、夜もぐっすり眠れるようになりました。
気持ちが落ち込んでるときは身体の調子を取り戻してあげると、気持ちも上向きになってきますよ!
毎日のメンテナンスにせんねん灸
治療が終わると鍼灸師のお姉さんに毎回必ず
「帰ってからもお灸やってね」
と言われます。
そこで登場するのがこの「せんねん灸」です。
お灸というともぐさを直接肌に乗せるイメージがあると思います。
実際に治療院では直置きされることもありますが、家庭で使いやすいのがこの「せんねん灸」です。
「せんねん灸」は直接肌に火が触れないので火傷しにくく、粘着性のノリが付いているので肌に乗せやすいです。
この裏のテープを剥がして、もぐさ部分に火をつけて肌に乗せるだけです。
そうするとジワジワ5分くらいかけて熱くなってきます。
熱さは商品によってレベルがあるので、好みで調節可能です。
初めての人なんかはなるべく熱くない商品を使った方がいいでしょう。
それで私の場合は内蔵機能を回復させたいので、胃と腸に効くあたりにこの「せんねん灸」を5つほど置きます。
そうすると、内臓が動くのが自分でもわかるくらい活動が活発になるんですよ。
せんねん灸は全身で使える
せんねん灸は全身どこでも、体調の悪い場所に使うことができます。
腸のあたりに置くことと、便秘の改善にも効果があったり消化も促進してくれます。
冷え性の人には、足やふくらはぎに置くと血行が改善して冷えが緩和されますし、肩こり腰痛の人はその痛むところに直接置いてください。
そうすると、筋肉の緊張がほぐれ痛みを緩和することが出来ます。
他にも身体にあるツボをうまく活用すると、「せんねん灸」の効果を高めることもできます。
まあでもあまり気にしなくてもいいので、痛いところ、冷えてるところ、調子の悪いところに「せんねん灸」を置けばそれで充分です。
せんねん灸には自律神経を整え、リラックス効果がある
せんねん灸を使っていると、もぐさが焼ける香りや熱によってリラックス効果が得られます。
お灸には自律神経を整えてくれる効果があり、それがリラックスにつながるんです。
そのため、お灸をしていると気持ちよくてしばしば眠くなります。
また、寝る前にお灸をすると夜ぐっすり眠ることもできますよ。
睡眠障害など眠りに困っている人は、ぜひお灸を布団に入る前に使ってみましょう。
よく眠れるようになりますよ。
せんねん灸はこんな人におすすめ
ここまでせんねん灸の効果を紹介してきましたが、せんねん灸はこんな人におすすめです。
〇肩こり、腰痛、膝の痛みがある人
〇冷え性の人
〇内蔵機能が落ちている人
〇自律神経が乱れている人
〇睡眠に問題がある人
〇ストレスが溜まっている人
〇マッサージやカイロプラクティックなど普段からメンテナンスしている人
言ってしまえば、生きている人すべてにおすすめです。
怪我や病気をしてしまえば、その治療にかかる費用はかなり大きいものです。
マッサージ行ったって1回5~6000円くらい普通にとられます。
それなら、調子が悪い程度のときから「せんねん灸」を使えば、後々にかかる医療費を削減できるという訳ですね。
東洋医学で言うところの「未病」の段階から病気にさせない手段として、安価なせんねん灸を使うのです。
たけのこ御用達せんねん灸「大和漢 柔(やわら)」
私がかれこれ10年以上使用しているのが、大和漢のせんねん灸「柔」です。熱さのレベルは4段階ありますが、熱ければいいという訳ではなくその人に合ったものを選ぶ必要があります。
初めての方はソフトかマイルドが良いでしょう。弱になると結構熱いです。
私はマイルドで十分なのでそれを使っています。
一箱2000円程度しますが、中にはせんねん灸が200個ほど入ってますので、かなりの期間使えます。
まあたくさん使う人は直ぐ無くなりますけどね。
1日5個程度なら毎日使っても40日持ちます。
2日に一度なら80日です。
サプリメントや健康食品、マッサージに比べたら、かなり安価だと思いますよ。
ぜひ普段からお疲れの方は使ってみてください。
疲れてない方も使ってみてください。
お灸と針で一つ身体の病を完治させました
後半は完全にお灸の宣伝でしたが、冗談抜きにすべての人におすすめです。
人の身体は治癒能力を持っているのですが、疲れやストレスによってその機能が落ちてしまっている人が多いと思います。
お灸はその治癒能力を回復させるものだと思ってください。
最終的にはあなたの身体が病を治してくれます。
というわけで、食欲不振をなんなく完治した私はこれから体重増加計画です。しっかり食べて、ちょっと筋トレもして健康的な体を取り戻そうと思います。
是非、お灸試してみてくださいね!