たけのこブログ

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あなたの髪でできるボランティア「ヘアドネーション」で病気の子供を応援しよう!

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女子高生が自分の髪を病気の子供に寄付

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「ヘアドネーション」のことを知っていますか?

ヘアドネーションは18歳以下の病気で髪の毛を失ってしまった子供にウィッグを送る取り組みです。

 

今回、札幌の女子高生たちが自らの髪を寄付したニュースがありました。

ヘアドネーションとはどういったものなのでしょうか。

 

www.asahi.com

ヘアドネーションとは

ヘアドネーションは病気や障害で髪に悩みを持つ18歳以下の子供たちに無料で「フルオーダーメイドの医療用ウィッグ」を送る取り組みです。

 

例えば、ウィッグは小児がんなどの病気に対し抗がん剤治療で髪を失ってしまった子や、事故やケガなどで髪に悩みのある子供に送られます。

 

日本で唯一JHDAC(通称:ジャーダック)が取り組んでいる活動で、通常、同品質のウィッグを購入すると30万円くらいかかるところを完全無償提供しています。

 

どうやって寄付するの?

寄付は2パターンあります。

①切った髪を送ること。

②寄付金を送ること。

 

切った髪を寄付する

髪の毛を寄付するにはいくつか条件があります。

①31cmの長さがあること

→長ければ長いほど良いそうです。

 

②完全に乾かしてあること

→雑菌などが繁殖する可能性があります。

 

③同じ人の髪を一つにまとめていること

→複数人の髪の毛を混ぜないでください。

 

④引っ張っても切れない強度の髪の毛

→カラーやパーマ、傷んだ髪の毛も良いそうです。

 

髪の毛は直接JHDACの事務局へ送付すれば寄付は完了です。

 

ご自分で寄付がむずかしければ、ヘアドネーションに賛同している美容室に行くと手続きをしてくれます。

賛同美容室→online-fundraising-1

 

寄付された髪は人によって髪質がばらばらのため、特殊な処理(半年から一年、時間がかかる)をしてウィッグの材料になります。

 

そして寄付される子供の頭に合わせて医療用のウィッグが製作されて、本人に送られます。

寄付金を送る

ウィッグの製作は髪の毛の寄付を受けても10万円程度製作費がかかってしまうようです。

 

もし髪の長さが足りない、活動に共感するが髪は寄付できないという方は、寄付金という形で貢献できます。

 

髪の毛の寿命と伸びる速さ

髪の毛が伸びる速さは人それぞれですが、平均して1か月に1cm、年間12cmくらい伸びるようです。

ヘアドネーションとして寄付するために髪を伸ばす場合、3年ほど時間を要します。

 

献血の場合1~3か月、期間をあければ再度献血できるので、それと比べるといかにヘアドネーションの髪が集まりにくいことがわかります。

 

髪の毛の寿命は7年ほど

髪の毛にも寿命はあります。

通常、一本の髪の毛の寿命は7年と言われており、どんなに伸ばしても90㎝程しか伸ばすことはできません。

 

寿命を終えた髪の毛は抜けて、生え変わります。

抜けた髪をゴミにするのではなく、ヘアドネーションとして生まれ変わらせてみませんか。

 

ショートヘアの印象ってどうなの?

公園のベンチで読書する美女

髪を30㎝も切るとその人の印象は大きく変わります。きっと多くの人はロングヘアからショートヘアに代わるはずです。

 

ショートヘアにすると子供っぽいとかそんな印象を持つ人もいると思いますが、

実はショートヘアは清潔感があり、上品で大人な印象を持たせてくれますし、男性からもショートヘアは支持されています。

男性が「ショートカットの女性」に魅力を感じる理由9パターン | オトメスゴレン

 

ヘアドネーションを通して長い髪からショートヘアにすることで、今の自分のイメージを変えれば、社会貢献だけでない価値が手に入るかもしれません。

 

小林麻央さんも心残りとブログで報告

今現在、がんと闘われている小林麻央さんはヘアドネーションのことを知り、「長い髪を切ったとき、思い立てばよかった…」と想いを綴っています。

 

ヘアードネーション|小林麻央オフィシャルブログ「KOKORO.」Powered by Ameba

 

他にも芸能人で言えば、柴咲コウさん水野美紀さんなどがヘアドネーションに参加しています。

 

まとめ!

ヘアドネーションは

・髪に悩みを持つ子供にウィッグを無料で提供

・切った髪の毛と寄付金で寄付できる

・髪の毛は31cm以上、カラーやパーマをしていてもOK

・芸能人も多くヘアドネーションに参加している

 

もし、興味を持たれた方は下記JHDACのHPを見てみてください。

https://www.jhdac.org/ 

 

では!