たけのこブログ

〜自分の人生を歩み始めるブログ〜

自然の音と綺麗な空気は他に代えがたい癒し。生きる場所を選ぶということ

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こんにちは、たけのこです。

 

私の遠い親戚が山梨県の八ヶ岳近くに別荘を持っているので遊びに行ってきました。

 

ただ残念ながら天気は曇りのち雨。

綺麗なアルプスは拝めませんでしたが、初秋の花々が私たち夫婦を迎えてくれました。

 

今回は、人が生きる場所について考えてみたいと思います。

 

自然の音と綺麗な空気は他に代えがたい癒し。生きる場所を選ぶということ

季節を彩る花々

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別荘がある場所は、標高800mほどの場所です。

そのため、気持ち早い秋が来ていました。

 

周りを見渡せばとにかく花だらけ。

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色とりどりの花々にとにかく癒されます。

 

また秋と言えばススキですよね。

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こんなに背の高いススキもありました。

人の倍くらい背の高さがありますね。

 

この白い花はソバの花です。

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ソバもちょうど見どころで、ミツバチたちもたくさん蜜を集めてました。

ご近所さんでは、養蜂をしておりソバのハチミツを収穫するのを楽しみにしているそうです。

 

ソバのハチミツは黒っぽく独特の風味をもっていますが、その健康効果は高く、認知症の防止や喉の痛み、咳止め、貧血改善、血圧調整、抗酸化作用があるそうです。

 

収獲できたら是非頂きたいところですね。

 

こうして、自然と季節の花々に囲まれるというのは、土の少ない都会では中々味わえないものです。

 

澄み切った空気と自然の音、美しい水と景観

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この別荘の何よりの贅沢は、空気、音、水、景観です。

 

周囲は森林に囲まれとにかく空気が澄み切っている。

森林には大気中の汚染物質を吸収し、浄化する作用があります。

 

この土地は、ただでさえ空気を汚染するものは少ないのに、森林に囲まれているため本当に空気が美味しいのです。

 

また、ここでは自然の音しかしません。

 

都会や街中で暮らしていると、常に人工的な音に覆われています。車の音や、電車、工事、街頭で流れる音楽、音のない場所はありません。

 

この別荘では、家の中にいれば無音。

窓を開けると水が流れる音に、鳥のさえずり、風で木々が揺れる音しかしません。

 

つまり、ここには人工的な音はないのです。

 

私もド田舎の育ちなので自然の音に囲まれた空間がどんなものかはわかっています。

ただ、都会で暮らしてみて、もっとも贅沢な環境は自然の音しかない静寂であると感じるようになりました。

 

静寂な環境は時の流れをゆったりとしたものに変えます。

一日がまるで倍くらいあるような錯覚さえ感じさせられます。

 

そして、水です。

別荘のある場所より上流には特に建物や施設はなく、八ヶ岳の地層を通って浄化され澄み切った湧水が河を作っています。

 

この水がとにかく綺麗で美味しい。

私も思わず小川で水を直のみしてしまいました。

とても冷たく、まろやかな味わいでした。

 

サントリーの南アルプスの天然水もこの近くで採水されているんですよ。

 

最後に景観です。

晴れた日には家の中から富士山や南アルプスを眺めることができます。

この日は曇りだったので見えませんでしたが、前回訪れたときは絶景でした。

 

人が生きていく場所は選択

人が生きる場所を決めるのは本人の選択です。

何を条件にするかは人それぞれですが、私はこの八ヶ岳の裾野の土地が好きになってしまいました。

 

人に言わせれば、自然と山しかないただの田舎です。

コンビニなんてありません。

携帯の電波すらつながりにくいですね。

 

都会と何が違うかといえば、田舎の土地ではあらゆることを自分たちでしないといけないということ。

都会ではサービスを駆使すれば何もしなくても生きていける。

それだけの違いなのかなと思います。

 

田舎は自分で手を動かさなければ生きていけませんが、地域の仲間で支えあえば案外それぞれの負担は大きくないものです。

それでどんな物にも代えがたい自然の中で暮らせるなら、非常に贅沢なものだと思いますね。

 

何より自分の本能が、この場所の居心地の良さを感じさせてきます。 

 

一極集中が進むからこそローカルに住む

三大都市圏に人口の集中が進むといわれ実際に、その現象は進んでいます。

 

それによって、地方は衰退し人口減少が進み、限界集落が増えています。

U・Iターンする人もいますが、まだまだ限定的です。

 

しかし、日本人離れが進む地方に目をつける外国人が増えています。

例えば、北海道ではパウダースノーを求めて外国人の移住が増えている地域もあるんですよ。

 

豊かな日本の自然が国民の手から離れていってしまうのは、寂しく感じます。

 

地方では空き家や耕作放棄地が増え、管理する人がいなくなっていますが、一方で、自分で何かやりたいと思えば何でもできるような環境が生まれています。

 

U・Iターンの支援をしてくれる団体もありますし、田舎に移り住むことは決して難しいことではありません。

 

実際にこの八ヶ岳の周辺では移住者が増え、おいしいパン屋さんや飲食店、雑貨屋さん、農業をする人など、移住者による新たな文化圏が芽生えていました。

 

こうした文化圏がもっとあちこちにできてくると、地方も元気になっていくのでしょう。

 

都会に人が集まっているからこそ、地方にチャンスが生まれている。

そんなことを感じた八ヶ岳での療養でした。