たけのこブログ

〜自分の人生を歩み始めるブログ〜

田んぼの水路に網仕掛けたら、魚とかいろいろ捕れた!この自然も数年後には変わってしまうのかもしれない

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こんにちは、たけのこです。

 

私の家には水槽があります。

水槽の中には熱帯魚のカージナルテトラやコリドラス、モーリーなどがいますが、先日コリドラス以外なぜか死んでしまいました。

 

とても悲しい。

 

コリドラスだけでもかわいいのですが、泳いでる魚がいないと寂しい。

ということで、田んぼ脇の水路で魚を捕獲することにしました。

 

今回は、田んぼで捕れた魚たちを紹介します。

 

魚苦手な人は閲覧注意です。

※上の写真はぜんぜん関係ないですが、畑で寝ていた猫。

 

田んぼ脇の水路に網しかけたら、いろいろ捕れた!

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こんな感じのいかにも、昔からありそうな網をしかけます。

この網自体は、父親が30年前に使ってた網らしく、よくそんなものが出てきたものです。

 

というわけで、網をしかけます。

 

コツとしては、下流に向けて網の口を向けて仕掛けること。

川の水流にのって流れてくるエサを食べるために、上流に上がってくる魚を捕えようということです。

 

これで一晩待ってみます。

さあ、何が捕れるでしょうか。

 

そして翌朝のこと。

前日の夜から、降った雨で若干水量が上がったことと思います。

水量が増えるとエサもたくさん流れてくるので、下流から魚が上がってくる可能性が上がります。

 

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さあ、どうでしょうか。

 

網を上げる直前、コイが泳いでるのが見えました。

コイはいらないけど、これは何かいそうな気配。

 

網を開けてみると...

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なんか、いろいろいる!

 

でかいのはフナですかね?

それにクサガメ、オタマジャクシ(たぶんウシガエル)、メダカ、なんか小さい魚、大量のエビ。

 

いやあ、良く捕れた。

しかしながら、このサイズのフナはうちの水槽にはデカイので放流、もちろんオタマジャクシも放流。

 

ただ、クサガメがフナやオタマジャクシを襲ってたらしく、ひどく弱ってました。

というか食われてた。

小さい魚も一匹は尾びれが食われてました。

 

カメって結構狂暴なんですね。

 

ちなみにこれは、2日目の収獲。

1日目はエビしか捕れませんでした。

 

エビはとにかく大漁です。

2日間で大小100匹くらいは捕れたでしょうか。

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エビばっかりです。

 

水槽にこんなにエビばっかりいらないので、父は素揚げにして塩コショウで食べるつもりです。

(母は嫌がってました。)

 

後日写真が送られてきました。

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揚げたら、見た目さくらえび!

これは美味しそう。

かき揚げみたいにしても美味しそうですね。

 

ちなみに一匹だけ緑色のエビがいました。

 

カメは神様

うちの地元では、カメは神さまの使いとされていて、特に、大きいカメは見つけたらお寺に連れいく風習があります。

ちなみに捕れた亀はクサガメでしょうか。

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クサガメってゼニガメとも言われてるそうですね。

 

今回取れた子はまだ10cmちょっとですので、川に返してあげます。

神の使いなので、悪戯しちゃかわいそうですからね。

 

といいつつ、いっぺん丘に上げてみる。

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頭を引っ込めて動かなくなりました。

 

過ちを犯してしまいました。

亀さんに謝りつつ川に返しました。

 

結局、家には小魚とエビを数匹連れて帰り、今では南米原産のコリドラスと異文化コミュニケーションをとっています。

 

最初はお互い慣れない感じでしたが、今では一緒に寝ていますよ。

 

人も減り、漁をする人もいなくなった。

今回思ったよりも収獲があったのは、私の地元も少子高齢化が進み、川で漁をする人もいなくなったからでしょう。

 

昔はこんなエビを良く取っては食べていたようで、数も減っていたようです。

姉の家では毎年、BBQでザリガニを食べるそうですが、そんな感覚なんでしょうね。

 

いいことなのか悪いことなのか、人は減って、自然の生き物が増える。

 

私の地元には若い農家はほとんどいません。

もう数年もすれば、耕作放棄の田畑が増えていくことでしょう。

そうすると、山や川を管理する人もいなくなるし、荒れていく一方なんだろうと思います。

 

水路も管理しないとゴミが詰まって水がせき止められることもあります。

魚も住めなくなるかもしれません。

 

小さい農家が消え、大規模農家が出てくるんじゃないかと言う意見もありますが、地形的に広い土地が確保しにくく、高低差も大きくあるので、大規模化は難しいでしょうね。

 

また、周囲ではイノシシやイノブタ、キョン、ハクビシンにアライグマ等々の野生生物が年々増えており、田畑を荒らしています。

そのうち庭先にも、そんな生き物が来るようになるでしょう。

現にハクビシンはよく家の周りで見ます。

 

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人口も減り農山村を管理する人もいなくなれば、魚を捕りながら見渡した田園風景は、数年後には見られなくなるかもしれない。

 

綺麗な川に魚がいて、虫を食べる鷺や鴨、日本の鳥であるキジが歩いている、そんな地元の行く末を想うと、寂しさを感じさせられる一日でした。

 

守るためにできることを、本当に考えないといけないです。

 

おまけ。

家に連れて帰った魚たちの中に、尾びれを食べられた魚がいました。

連れて帰った時点では生きていましたから、なんとか頑張れと応援していましたが、エビにつかまってしまいました。

(閲覧注意です)

 

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エビは川の掃除屋さんといわれますが、この光景はまさに自然の光景。

自然の大きな循環の一部を見せられました。