クボタ農機具の展示会「ふれあい感謝祭」で農業機械に興奮させられた。【前編】
こんにちは、たけのこです。
先日、農業機械などを販売しているクボタの展示会「ふれあい感謝祭」に行ってきました。
実はこのイベントは開催している県が限れており、関東では千葉と埼玉でしか開催されていません。
今回たまたま実家に帰ったときに開催されていたので、どんなものか行ってきました。
あまり知らない農業界の話です。
クボタ農機具の展示会「ふれあい感謝祭」で農業機械に興奮させられた。
中古機械も売ってる
さあやってきましたふれあい感謝祭。
ガラガラじゃんと思うかもしれませんが、朝のオープン直後でまだ人が少なかったんです。この後には人であふれかえってました。
会場へ入るとまず目につくのが食味測定コーナー
流石、農業機械メーカーです。
各農家が作っているお米の品質を無料でチェックしてくれるんですね。
零細農家では食味測定器なんか持ってないので、こういう時に調べてもらったりします。家の米で試してみたかったんですが、この日はお米を忘れてしまいました…
会場は一応スタンプラリーみたいのがあり、なんとなく動線が決まっています。
まずは、中古機械コーナーです。
ほぼ新社みたいなトラクターです。
うちみたいなちっちゃい農家はこんな新品みたいなトラクターは乗れないので、こういう時に見て楽しみます。
他にもいろいろありましたよ。
最新のコンバイン
一応、中古ですがこれでも販売価格は1000万越えます。新車だと1500万くらい。
このコンバインの凄いところは、お米の収量と食味が稲刈りをしながらわかるセンサーが付いているところです。
食味測定器の話は先ほど少ししましたが、このコンバインはお米の品質を確認しながら稲刈りできるんですね。
また、お米の収量も稲刈り中にわかっちゃうという優れもの。
運転席は冷暖房完備でシートもふかふか、しかも空間が広いのでくつろぎながら稲刈りができちゃいます。
ベンツで言えばS-classぐらいの値段しますから、贅沢な仕様です。
大型トラクター
こいつも新社で買うと1000万クラスです。
クリーンディーゼル仕様で環境にも優しく、低騒音、低燃費なハイスペックタイプ。
こんなの一台あると楽しいだろうなぁ。
トラクターのアタッチメント
トラクタの後ろにつけて引っ張る器具です。
お米の選別機
お米の選別機です。
こんなんでも200万くらいします。
でも、この機械も優秀です。
お米を入れると自動で一粒一粒選別し、虫食いの米やもち米に混ざったうるち米などをエアーで選別するんです。
どうしても稲刈りしたお米の中には、品質の悪いものがあります。
こういう機械があると便利なんですが、値段が高いなぁ。
小さいショベルカー
こんなのもあると便利ですよね。
穴掘ったり整地したり、ちょっともの持ち上げたりと結構あれこれできます。
もっと小さいタイプもあります。
私はこれぐらいのサイズが欲しいですね。
でも中古で130万…悩む。
買わないけど。
こんな感じで中古販売コーナーでも楽しめます。
新機種展示場に移ります。
続いてはクボタじゃない農機具メーカーの新機種展示場です。
そうこのふれあい感謝祭の面白いのはクボタが自社製品を展示するだけじゃないんです。いろんな農機具メーカーが参加しているんですよ。
玉ねぎ収獲機
籾乾燥機
農家に一台はある乾燥機。
稲刈りしたお米を乾燥させる機械です。
食品乾燥機
お家で簡単にドライフルーツが作れちゃいます。
餅つき機
我が家でも使っている餅つき機械です。
もう20年以上この形状は変わっていませんが、とても優秀な機械です。
こいつの凄さはまた別の機会にしましょう。
全地形対応型車両ポラリスのレンジャー
二人乗りの車ですが、大型特殊車両の免許が必要なポラリスのレンジャー。
普通自動車免許じゃ公道は乗れません。
私有地内でのるにはいいんですけどね。
こいつでも500万します…
でもちょっと乗ってみたい。
草刈り機まさお
この会場でもっとも目を引いたのはこの「草刈り機まさお」です。
こっちは「Heyまさお」
ネーミングがユニークですが、性能は他社の追従させないほど高性能らしいです。
4輪駆動で作業能率は時間当たり7200㎡、傾斜も25度の斜面まで耐えられる仕様。
ある人曰く、メンテナンスのしやすさ、耐久性もいいらしいですよ。
また、こんな見てくれですが人の身長よりも高い、2m50cmになる雑草まで乗りながら刈ることができるんですよ。
こんな感じです。
耕作放棄地の草刈りに最高の機械ですね。
こんな草だらけの土地持っていないけど、欲しい。
まさお買って草刈業でもしたいくらいです。
同社ではラジコンタイプの草刈り機も作っています。
その名も「クロカン・ジョージ」
人が入るには危険な場所でもクロカンジョージなら遠隔操作で草刈りができます。
これはこれで欲しい…
まだまだ続くふれあい感謝祭
ふれあい感謝祭はここで半分です。
キリがいいので今回はここまで。
たぶんこんな農機具の祭典に興味ある人は少ないと思いますが、私が楽しいので書きます。
後半では後継者不足に悩む農家の力になろうと、日本各地から営業にきているメーカーさんなどを紹介したいと思います。