夫は育てるもの!ただの男を家事男子にする3つメリットとポイント‼︎
やらせなきゃ始まらない!
こんにちは、たけのこです。
内閣府が「6歳未満の子供を持つ夫の育児・家事関連時間を現在の67分から2020年までに1日当たり2時間30分とする」と発表しました。
夫の一日あたりの家事時間は先進国でもかなり少ないそうで、
内閣府の発表資料の中では日本の次に少ないフランスは一日あたり2時間半家事に従事しているそうです。
スウェーデンは3時間21分という…
さすが北欧ですね。
なんか北欧って寒い以外完璧ですよね。
日本は政策として、家事男子を増やす方向に進もうとしていますが、そもそも日本の男は家事が苦手な生き物なんです。
親世代が家事してないですもん。
それを見て育った男にいきなり家事やれ!じゃあ無理です。
そんな私も元々は家事苦手男子でしたが、結婚後に妻に鍛えられ、今や見事に家事男子に変貌を遂げたのです!
夫婦で家事を効率的にできたら生活は一変しますよ!
今回はそんな私が家事男子に成長するまでの、妻の挑戦を振り返りたいと思います!!
ただの夫が家事男子になるメリット
独身男性も必見!
家事男子になることでメリットがたくさんあるんです!
モテる!まちがいなく女性にうける!!
まだまだ日本の男性は料理下手が多いです!
だからこそチャンス。
料理が得意!というギャップだけでもその人の評価は間違いなくあがります!
また夫婦共働きが当たり前の時代ですから、料理ができるってだけでもポイントは高い!
目玉焼きとかじゃダメですけど、
炒め物とか煮物とかクックパッドで料理を調べて、綺麗に盛り付けた写真でも撮っておけば、いつでも自慢できます!
妻に聞いたところクックパッドを検索するときの検索エンジンはGoogleよりもYahooが良いようです。Yahooで「きゃべつ レシピ 人気」とか調べると、結構な確率でつくれぽが多い人気レシピが出てきます。
ちなみに私の得意料理は「ビーフストロガノフ」
これを会社で女性陣の前で発表したら大変好評でした。
仕事ができる男になる!
「会社の仕事と家事育児は、両方とも仕事ととらえるべきです。だから仕事と家事は何対何で取り組む、なんて考えないほうがいい」
青野慶久(サイボウズ社長)
家事ができると仕事にも好影響があります。
家事はその一つ一つの作業に仕事につながるスキルが隠されているからです。
料理一つとっても、
〇誰に何を作るか(企画力)
〇食材は何を使うか(予算・品質管理力)
〇どのような手順で作るか(段取り力)
〇どのような味付けにするか(相手の好みを想像する能力)
〇複数の料理を同時に調理(マルチタスクを行う能力)
〇作った料理を食べながら会話(相手のニーズを引き出す営業力)
〇味の感想を受けて反省すること(自分自身を改善する反省力)
これら全体を想像する力を養うことでマネジメント力も身に付きます。
また家事はPDCAサイクルが短いので、どんどん上達します!
それが自信となり、あなたを成長させてくれるでしょう。
仕事ができる男は家事もできる!
家事も出来ない男は仕事もできない!!
夫婦・カップル仲がよくなる
これも間違いないです。
家事を女性にまかせっきりにしている男性はパートナーとしていかがなものでしょうか。
二人で家事をするメリットは時短やお互いにラクできるなどありますが、一番はお互いの信頼が深まることです!お互いを信じることは夫婦にとって最も重要な要素です!
ではなぜ信頼が深まるのでしょうか。
家事は生きる上で必然的に発生する業務なのでやることも決まっているように思えますが、実際にやってみると洗濯物の干し方一つとっても、お互いのやり方の違いに気づきます。
家事はやればやるほど、違いは出てきます。
育った環境が違うことでここまで違うか!ってくらい驚くことも多いです。
我が家の場合は家事とはちょっと違いますが、バスタオルの使い方で揉めました。
私は毎日バスタオルを洗濯したいのに、妻は二日くらい使えと言います。
(それぞれ言い分があるので、これ以上は控えます)
お互いの違いを知り、話し合い、落とし所を決める、その過程のなかで、コミュニケーションが深まって相手が理解できるようになるのです。
付き合いたてのカップルなんか一度一緒に家事したら、直ぐ相手のことわかると思いますよ。
ルールが決まったら、あとは決めた通りに家事を分担するだけ。
決めたことをちゃんとやっていれば、相手への信頼は深まっていきます。
また、料理は2人でもできるので、一緒に作業すると心の距離もぐっと近くなります!
我が家では週に1度以上、二人でキッチンに立ちます。
二人で一緒に料理すると捗るかと思いきや、狭いキッチンなのでやりにくいんです。でも、それがかえってコミュニケーションを深めてくれます。
さらに、普段から家事をしているとどちらかが体調を崩した際も心配はありません。
2人のルール通り家事をすればいいのです。
その積み重ねが更に二人の信頼を深めてくれることでしょう。
私も家事苦手男子でした。
あれこれ書いていますが、私も家事苦手男子でした。
洗濯は干してもシワシワで、乾いていても干しっぱなし、料理は作っても一品、洗い物は放置、掃除機はたまにしかかけない、テーブルの上はものだらけ、押し入れもぐちゃぐちゃ・・・
書き出したらキリがないですが、掃除片付け、料理の家事全般にやる気がありませんでした。
とにかく綺麗好き料理好きな妻がやってきた!
そんな私にも愛想を尽かさず、2年付き合った彼女と結婚をして、同居生活を始めました。
結婚する前から妻が料理上手なのは知っていて、週末に遊びに来ると一週間分のご飯を作ってくれていました。
(当時私は、その料理もたまに腐らせるダメな男でした。)
今でも妻は会社勤めで共働きですが、欠かさずお弁当を作ってくれます。
彼女のこだわりは栄養バランスと、イロドリでしかも美味しい、私は毎日お弁当が楽しみで働いているようなものです。
また、妻は性格的に整理整頓がされていないものを見ると、それが片付くまでやめません!夜寝ようかって時でも、気になりだすと布団から飛び出すほどです。
(一度休日返上で私の押し入れを全て整理されました…)
そして、そんな妻からの家事男子トレーニングが始まったのは、同居生活が始まってからです。
って物語を語り出すと長くなるので、家事男子を育てるポイントに行きましょう!
家事男子にするための3ステップ!
今振り返ると妻は次の3ステップで私を家事男子に変貌させました。
①「やってみせ、言って聞かせて、させてみる!」
②「求められるレベルまで、ひたすら①を繰り返す!」
③「役割分担をして習慣化させる!」
一つ一つ見ていきましょう。
※この記事を読んでいる方が女性でしたら、大前提として男は基本的に家事に関しては無能と考えてください。何もできない子供を育てるつもりで、気軽にいきましょう。
自分でなんでもできる男性の方はすみません、参考までにしてください。
①やってみせ、言って聞かせて、させてみる!
さて、皆さんは山本五十六という方をご存知でしょうか。
元日本軍の総司令官まで勤め上げた方ですが、こんな名言を残しています。
『やってみせ、行って聞かせ、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ』
名言自体は有名なので知っている人は多いでしょう。山本五十六が人を育てることについて語った一言です。
まさにこれです。
妻は山本五十六も、この名言も知らなかったようですが、名言の通りに私を指導していったのです。
『やってみせ』
まずはどうやるのか、何を意識しながらやるのかを相手に見せることです。
だいたいの場合、男に家事をいきなりやらせると喧嘩になります。
男はわからないなりにそれっぽくこなしますが、女性の方は、それが自分が期待した結果とかけ離れているからです。
どんな簡単なことでも、家事のやり方を分かっていると思い込んではいけません。
家事を知らない人間の行動は想像できないのです。
まずは面倒でも、やってみせてあげましょう!
『言って聞かせ』
みて覚えろ!想像して動け!!っていう職人肌の人もいるかもしれませんが、ここは我慢してください。
男は見るだけでは、その行動に何の意味があるのかわかりません。気づくこともできません。
素直にわからないだけなんです。
言って聞かせる時のポイントは、目的と、全体の工程を想像させることです。
男は何故それをするのか、次に何をするのかわからないと、自分が今何をやっているかわからなくなりますのでご注意を!
また相方が途中で話を遮ろうとするようでしたら、最後まで説明してそれから質問コーナーにすこともポイントです。
『させてみて』
さぁいよいよ実践です。
初めての家事はきっと時間が凄くかかることでしょう。
もしくは手を抜くかです。
作業が遅い場合は見守ってあげてください。
それが精一杯なんです。
手抜きをしていても、けして怒ってはダメです!
本人のやる気を削いではいけません。
家事にチャレンジしているその行為こそが、相手にとって大きな一歩なんです。
『ほめてやらねば』
これが一番大事な部分で難しい所です!
なんせ、期待する成果が得られないからです。
ですが、初めての挑戦に失敗はつきものですから諦めましょう。
決してここで不満をぶつけてはいけません。
また喧嘩になります。もう家事をしなくなります。
まずは、感謝の気持ちを伝えましょう。
『ありがとう』
の一言でOKです!
家事はやって当たり前と思うかもしれませんが、この一言が、相手の承認欲求を刺激するんです!感謝を伝えるだけでも、そのうち自ら家事をするようになりますよ。
その上で、どんな小さなことでもいいので褒めてあげてください。
ミスや段取りが悪いことは本人も気づいていますから。
褒めて終わるのがポイントです。
②「求められるレベルまで、ひたすら①を繰り返す!」
一度で完璧にこなせる天才は世の中多くはありません。
エビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか。
この通り、一日後には74%その日覚えたことを忘れているのです。
なので同じことをやらせても失敗するでしょう。
それでも、嫌みや文句は決して言わないでください。
これは人間という生命の宿命なのです。
ではどうするか。
もう一度エビングハウスの忘却曲線に戻ります。
復習すれば記憶が定着していくんです!
ということで「やってみせ、言って聞かせて、させてみる!」を繰り返します。
何回も何回も言うの嫌だし、相手に嫌われるとか思うかもしれませんが、
全て忘れるわけではないですし、大体3回くらい繰り返せば形になりますのでご安心を。
③「役割分担をして習慣化させる!」
できるようになったら後は継続です!
こんなことわざがあります。
「行動が変わると習慣がかわり、習慣が変われば性格がかわり、
性格が変われば人生が変わる」
せっかく手間をかけて教えても習慣化ができなければ、人生を変えるところまで行きません。
習慣化のポイントは簡単です。
家事の役割分担をしてしまえば、やらざるを得なくなり自然と習慣化していきます。
ただ、その際に完全に役割を分担するのではなく、二人で協力する作業も残しましょう。
我が家の場合は
私の担当:掃除機、アイロンがけ、朝食の準備、
妻の担当:お弁当作り、平日の洗濯・掃除機
共通作業:休日の料理・洗濯、お風呂掃除、食材の買い物、
といった具合です。
共通作業を残すことでどちらかが忙しいときは、相方が少し多く作業するといった協力しあう関係が生まれます。
何も言わず相手を見て協力できるようになれば、もう一人前の家事男子です!
まとめ!!
この文章は家事が苦手な男性を育てるものにしていますが、中には家事苦手女子もいると思います。
最初はめんどくさいなって思う事もあるでしょう。
でも大丈夫、ルールを決めて習慣化すれば、家事はとても簡単で楽しいものになりますよ!
家事は決してネガティブなものでなく、何気ない生活をより豊かにすることができる力を持っているんですから。
最後に私を苦労して家事男子に育ててくれた妻に感謝しておわります。
では!