帆布アイテムがオシャレで丈夫!一つの物を長く使いたい人、プレゼントにも最適!
こんにちは、たけのこです。
私はメイドインジャパンとか、手作りとかの商品が大好きです。
私のお気に入りの一つに岡山の帆布で作られたクラッチバックがあります。
以前岡山に住んでいるときに買ったものです。
このブルーが好きで思わず衝動的に買ってしまったのですが、使っていくと全く傷まず凄く丈夫で、尚且つ肌触りも優しく使い勝手が非常にいいのです。
今回はおしゃれで丈夫な帆布アイテムを紹介します。
帆布アイテムがおしゃれで丈夫!一つの物を長く使いたい人に
帆布とは何でしょう?
帆布はもともと帆船、帆を張って進む船の帆に使う布でした。
これが帆船です。
マストについた白い布が帆布ですね。
大型船になるほど帆が受ける風の力は大きくなるため、厚手で丈夫な布として作られたのが始まりと言われています。
素材は綿や麻など天然繊維で作られているので環境にも優しいです。
帆布はその厚さごとに1号から11号まで生地が分類されています。1号が一番厚い生地で、11号が一番薄い生地になります。
ちなみに、私のお気に入りのクラッチバッグは2号帆布が使用されており、厚手でかなり丈夫です。ナイフで切り付けられても大丈夫かも。
裏地もちゃんとあります。
帆布は分厚いと硬そうな印象がありますが、程よい硬さで、とても手に馴染みやすいです。
京都の一澤信三郎帆布や鎌倉の鎌倉帆布、兵庫の松右衛門帆など各地に有名な帆布ブランドがありますが、実は国内帆布の生産量は岡山が7割を占めているんです。
岡山の倉敷は日本一の帆布の産地なんですよ。
まるでレザーのような風合い
長く使えてエイジングが楽しめるのがレザーですが、帆布のバッグであればエイジングがなく長く使えるレザーとは対照的な素材です。
また帆布はレザーバッグに比べて価格が安いです。
それは天然の麻や綿を素材としているため、原価が安く抑えられるんですね。
それで長く使えるんですから、コストパフォーマンスはたかいですね。
たけのこ的おすすめ帆布ブランド
ということで、たけのこ的に好きな帆布ブランドを紹介してみようと思います。
帆布の本場倉敷の「TAKEYARI」
まず最初は、日本一の帆布の産地、岡山県倉敷市のブランド「TAKEYARI」です。
TAKEYARIは素材メーカーでありながら、帆布グッツを作っているブランドです。
大きな特徴は美しく染められた生地と2号帆布という厚手で扱いにくい素材を用いて商品づくりをしているところです。
デザインも現代的でありながら、丈夫で扱いやすい商品を作っています。
ちなみに私のクラッチバッグもこのブランドです。
母の日のプレゼントにTAKEYARIのエプロンとミトンを送ったこともあります。
母は一生ものだといって使ってくれています。
オリジナルの折り方で0号生地を使う松右衛門帆
松右衛門帆の大きな特徴は、通常と異なる帆布の折り方です。
松右衛門帆はより帆布の強度を高めるために研究を重ね、高強度で高い耐用年数を誇ったため、海運が支流の時代には通常の帆布の倍の値段でも数多く売れたそうです。
そんな松右衛門帆の帆布は、生地の規格に照らし合わせると「0号」、つまり規格外の厚さになります。
しかしながら、その特殊な折り方によって、厚さの割に軽くしなやかな生地になっているのです。
京都でのモノづくりにこだわる「一澤信三郎帆布」
一澤信三郎帆布の特徴は、「良質の天然帆布を使って、丁寧な手仕事をすること」「修理を引き受けること」「京都で製造・販売すること」という3つのこだわりです。
先に紹介したブランドと大きく違うところは、創業時から登山用のザックやテントを製造していること。
帆布の用途を広めた第一人者ともいえるブランドですね。
そのため、実用性が高く、品質の良い商品が大きな魅力となっています。
また、後継者となる職人の育成にも力を入れており、帆布の修理も承ってくれます。
人を育てる会社として素晴らしい企業だと思います。
帆布のランドセルなんかも作っているので、人と違う丈夫なランドセルを子供に持たせてあげるのもいいかもしれませんね。
大人でもリュック代わりに使えそう。
一生ものの帆布を手に入れよう!
帆布は天然素材ながら、その強度と耐久性、手に馴染む柔らかさを持っています。
一つ買えば長年使えるものばかりですので、飽きないデザインを選ぶのが良いかもしれません。
でも、どの帆布メーカーも海外ブランドと比べれば非常に安いので買いすぎ注意です。
日本の素材、日本の職人が作る帆布を買うことは、伝統を未来へつなげることに貢献することができます。
是非一度、帆布を見てみてください!
帆布のご紹介でした。