伊勢志摩サミットの舞台「賢島宝生苑」日本らしい美に圧倒されます
安倍首相夫妻が宿泊した宝生苑
こんにちは、たけのこです。
さて前回の記事で、お伊勢参りをして赤福氷を食しましたが、宿泊は賢島の宝生苑に行ってきました。
宝生苑は安倍首相夫妻が2016年伊勢志摩サミット期間中に宿泊した宿で、議長国会見が行われた舞台でもあります。
今回は伊勢志摩旅の最終回として、宿泊した賢島宝生苑について、紹介したいと思います。
日本の原風景ともいえる景観
賢島宝生苑とは
賢島宝生苑(かしこじまほうじょうえん)は、三重県志摩市の賢島にある旅館。
2016年(平成28年)5月26日・27日の両日に開かれた第42回先進国首脳会議では、議長の安倍晋三の宿泊および議長国記者会見の会場として利用された。
先ほど書いた通りですが、ちょうど一年前に伊勢志摩サミットが開催されたこともあって、まだその熱が冷めやまない感じでした。
日本の伝統的な建物を表現した吹き抜け
玄関を抜けて中に入っていくと広い吹き抜けの空間が広がっています。
ロビーのフロアが3階なので、3階分の大きな吹き抜けには、そこを流れ落ちる滝や、庭園、琴が置いてある舞台が表現されています。
豪華な雰囲気と、なにより落ち着きが感じられるロビーです。
部屋はオーシャンビュー
さてお部屋はと言うと、落ち着いた純和風な作りですが驚くのはこの窓の外の風景。
完全に逆光でわかりませんが、実際にはこんな感じです。
私のカメラでは伝わり切らない見事な景観です。日本の原風景が残っていると言われても納得できる美しさでした。
広島のしまなみの風景も美しいですが、賢島にはまた違った美しさと、自然が持つパワーを感じます。
この景色を部屋で見ているだけでも価値がありますよ。
また、お茶菓子が4種類くらいあるのもうれしいところ。
ちなみに2枚目の画像左下の広場がちょうど議長国会見が行われた場所になっています。
料理はまあまあ
料理は普通のコースだったので、可もなく不可もなく、普通な感じでした。
仲居さんが一人ついてくれるのでサービスは満足です。
旅館というと食べきれないほど料理が出てくるものですが、ここではちょうどいいくらいの量でした。
お刺身がちょっと物足りなかったかなって印象ですね。
ただ、朝食のバイキングはすごくいいです!
写真を撮り忘れましたが、地元の食材がふんだんに使われており、冷凍食品を温めたような感じではまったくないです。
味噌汁も3種類くらいあったり、目の前で魚を焼いていたりなど、とてもいい朝食バイキングでした。
絶好の席は窓際の掘りごたつ席。
席数が少ないので早めに朝食に行くことをおすすめします。
写真撮っておけばよかった…
温泉も絶景
温泉は男女分かれており、よくある入れ替えはありません。
泉質は弱アルカリ性で肌がすべすべになる温泉です。
露天風呂は2種類あり、その中でも庭園風呂からの景観は部屋から見るオーシャンビューとまた違い、これも絶景です。
朝早く行くと夜明けとともに変わっていく景色と静寂な空間に圧倒されます。
人工的な音が全くない、鳥の声くらいしか聞こえないほとんど無音の空間と景色はとても贅沢なものでした。
音がないことが凄く贅沢なものなんだと感じさせてくれる温泉でした。
朝早く行くと人が少ないのもいい点ですね。
海の近くまで散歩ができる
外の庭に出てみると議長国会見の場所だけでなく、海の近くまで行くことができます。
水の透明度もよく、魚が丸見えでアミでもあれば簡単に捕まえられそうでした。
ちいさなサヨリなんかも泳いでいて、とても愛らしかったです。
伊勢志摩サミットの舞台「賢島宝生苑」
お伊勢参りの後に賢島に向かうのは、ある意味てっぱんなコースであるかもしれません。
しかしながら、伊勢志摩のこの景観はとても贅沢で、心安らぐものでした。
日本らしいこの風景は、人生に一度は訪れる価値ある場所ともいえるでしょう。
お伊勢参りの際には是非、賢島宝生苑で贅沢な時間をお過ごしください。