ルーヴル・アブダビへ行ってきたので場所、入場料など情報をまとめる
こんにちは、たけのこです。
2017年11月にUAEの首都アブダビにオープンした「ルーヴル・アブダビ」に行ってきました。
まだまだ情報が少ないルーヴル・アブダビについてご紹介したいと思います。
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ルーヴルアブダビとは
ルーヴルアブダビは2007年にUAEとフランス政府間でされた合意をもとに建設されました。フランス国外でルーヴルと称された美術館は初めてであり、開館前から世界の注目を集めていました。美術品は約600展がフランスのルーヴルから貸し出されています。
ルーヴルアブダビ当初2014年のオープンを目指していましたが、伸びに伸びてようやく2017年11月にオープンを迎えることが出来たのです。
建築が凄い!水上の美術館
ルーヴルアブダビは美術館の建築がもはや芸術といえます。
設計は建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞の受賞歴を誇る、フランス出身のジャン・ヌーヴェルです。
美術館を覆うドームは7850個のメタル製の星で構成された幾何学模様になっています。
ドームは8層で組み立てられており、外側4層はステンレス、内側4層はアルミニウムで成形されています。
その重量なんと7500トン、エッフェル塔と同じ重さだそう。
よくこんな重量物を支えています。
ドームの下には55塔の建物が建築されており、約半数はアラブの低層住宅をモチーフに設計されているようです。
建物を見ながら散歩するだけでも面白い美術館になっていましたね。
ルーヴルアブダビへの行き方
ルーヴルアブダビはサーディヤト島という島にあります。
バスであれば94番線でLouvre Abu Dhabi(Saadiyat Island)で降りればいいでしょう。
バスが難しければタクシーが便利です。
私はシェイクザイードグランドモスクからタクシーでルーヴルアブダビに向かいました。所要時間は20分くらいでした。
チケットは事前購入がいい?入場料は?
フランスのルーヴルはとてつもなく観光客が押し寄せるので、現地でチケットを購入するのも苦労します。
しかしながら、ルーヴルアブダビはそれほど込み合ってはいません。
HPからチケットの事前購入は可能ですが、現地で買っても値段は変わらないのでどちらでも構わないでしょう。
私が行った時は現地でチケットを買いましたが、5分も待ちませんでした。
入場料
大人60AED(約1800円
13歳~22歳30AED(約900円)
12歳以下無料
クレジットカードは使えますが、現金で支払う場合は小銭を持って行った方がよいでしょう。私が大きい金額で払おうとしたら、おつりがなく嫌がられました。
営業時間
営業時間:
土、日、火、水 10:00~20:00
木曜、金曜 10:00~22:00
休館日:月曜日
大きな荷物は無料で預けられる
ルーヴルアブダビにはチケット売り場を抜けた先、お土産売り場(boutique)の反対側にクロークがあります。
リュックなど大きい荷物はここで預けます。
小さいバックなどはそのまま持って入れますよ。
写真撮影はOK
ルーヴルアブダビはフランスのルーヴルと同じように館内の写真撮影OKです。
私もバシバシ撮影してきました。
人類共通のテーマで展示されるギャラリー
ルーヴルアブダビのギャラリーは12章に分けられており、人類全体に通じる繋がりを明らかにする共通のテーマやアイデアに焦点をあてられています。
そのため、国や地域で展示物は分けられていません。
例えばギャラリー1では石器時代や縄文時代の作品が展示されていますが、ヨーロッパやアメリカ大陸などの作品と共に縄文土器が展示されています。
まさに世界のつながりを感じられる展示でした。
ダヴィンチが近くで見れる
ルーヴルアブダビにはレオナルドダヴィンチの「ミラノの貴婦人の肖像画」あります。しかも、フランスルーヴルのモナリザのように立派な部屋にあるわけでなく、他の展示物と同じように展示されてます。
そのためか、私が行った時に見ている人はわずか数人。
すんなり見ることができました。
しかもショーケースに入っているわけでもなく、額のまま飾られています。
レオナルドダヴィンチの絵画だからといって特別扱いしないんですね。
私はフランスでモナリザをちゃんと見れなかったので、とてもうれしかったです。
他にも有名な画家の作品がたくさんあります。
ゴッホやピカソもありますよ!
美術品の知識がなくても楽しめるルーヴルアブダビ
ルーヴルアブダビはとにかくフランスのルーヴルと比べて人が少ないです。
そのおかげでゆっくり芸術品を見ることが出来ます。
また、展示方法もとてもいい。
芸術品がもつ人種や文化を越えた共通点をもとに、作品が展示されているので違いを見るだけでも大変面白いです。
所要時間は2時間くらいかかりましたが、ゆっくり見るといくらでも時間を費やしてしまうでしょう。
たっぷり半日くらいかけて、カフェで休憩しながら見るのもいいと思います。
人が少ないからこそゆっくり楽しみたい美術館でした。