たけのこブログ

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キノコ好きにはパラダイス!台湾の新社はキノコの大名産地!

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 こんにちは、たけのこです。

 

台湾サイドストーリーシリーズです。

※前回まではこちら

〇台湾で偉業を残し銅像になったおじさんに会いに行きます【八田與一編】

〇台湾で偉業を残し銅像になったおじさんに会いに行きます【磯田謙雄編】

〇海外旅行にSIMロックフリースマホは必須?旅の難易度が凄く下がります

〇台北で最高に美味な冰讃の生マンゴーミルクかき氷を食べた!

〇台中式スナック?夜飯で地元民と意気投合した話

〇見ざる、聞かざる、言わざるに猿がもう1匹いた!台湾で見た猿の話

〇活版印刷のハンコで世界に一つだけのオリジナルスタンプを作る!

〇「BUWU」個性的なデザインと実用性を兼ね備えた、台湾発テキスタイルブランド

〇白冷圳と磯田謙雄。台湾新社大地を潤した日本人と水をたどる旅

〇キノコ好きにはパラダイス!台湾の新社はキノコの大名産地!

今回旅した台中の新社はキノコの名産地。

なんと台湾の8割のキノコはこの新社で作られているとか。

 

今回特別にキノコの栽培環境を見せてもらったので紹介します!

 

キノコ好きにはたまらない、台中はキノコの名産地!

キノコワールドを行く旅

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もう入口からキノコです。

 

新社のあたりにはこんなお店がたくさんあります。

今回訪れたお店は白冷圳管理団体の方の知り合いのお店。

そういう事もあって中を見せてもらえることになりました。

 

中に入るとそこはもうキノコ、キノコ、キノコ

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目に入るもの全てキノコ

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こんなマスコットもいました。

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シイタケちゃんみたいな感じですかね。

 

子供向けの遊び場もあります。

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おっとこいつは…

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某配管工に似ているけど著作権大丈夫かな…

 

とにかくキノコしかありません。

ここまでキノコしかない店も珍しいものです。

 

因みに、嫁が世界一好きなもの。

 

それはシイタケです。

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私より好きらしいです。

人間だったら私の方が好きらしいですが、シイタケには負けてます。

 

つまりここは、嫁にとって天国。

このキノコ村に移住したいとも言ってました。

 

キノコすきだけど…

移住しちゃう?? 

 

謎のドリンク白木耳ジュース

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このお店にはフードコーナーもあります。

内容を見ると

キノコのソーセージ、キノコのから揚げ、キノコのスープ、キノコの春巻き…

 

キノコしかない…

なんてこった。

お土産だけじゃなくイートインもキノコで埋め尽くされてるじゃないですか。

 

まさかドリンクはもしかして…

 

そのまさかです。

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ありましたキノコのドリンク

その名も「木耳ジュース」…

キクラゲですよ、キクラゲ

 

ジュースにしちゃいかんでしょ。

 

と、思いつつ珍味ハンターの私は、白木耳ジュースに果敢にもチャレンジしました。

40元なので日本円だと150円くらい。

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そのお味は…

 

んんん。

 

ほぼ無味!

ほのかになんか甘い香りがしますが、ゼラチンみたいなの食べてるみたいです。

飲むこんにゃく畑をドロドロにして無味にした感じをイメージしてもらえば、それなりに近いものになると思います。

 

これは是非お試しください。

旨いもんじゃないですが、まずいものでもありませんよ!

 

キノコ栽培の現場を取材

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台湾のキノコ栽培の8割を占める新社。

どのようにキノコを栽培しているか見せてもらいました。

 

まずは栽培している品種

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これだけの品種を栽培しているそうです。

12種類ですかね。

 

日本ではなじみのない品種も混ざってそうですね。

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そしてさらに中へ進むと

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一面、キノコ畑です。

 

キノコはこのように栽培されています。

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まず外側にスペースパックと言われるビニールの袋があり、中にアカシアのウッドチップが詰め込まれています。

そして白く見えるのが菌糸です。

この筒はだいぶ菌糸が繁殖しているようですね。

 

このスペースパックが一面に敷き詰められているわけです。

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なんでも一度だけひっくり返す作業があるらしく、これを一個づつひっくり返すみたいです。

それが大変なんだとか。

 

日本でもキノコ栽培の際に原木を叩いているのを見たことがあります。

キノコには振動が必要なんですかね。

 

なんか癒されるキノコ畑

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これだけキノコ見てるとなんかおかしくなりそうですが、でもなんか癒されます。

キノコ可愛くないですか?

 

税関で引っかからないならこのまま一つ貰って帰りたいくらいです。

 

残念ながら生のキノコは持って帰れないので、キノコチップスを買って帰ることにしました。

これがまた旨い。

 

今家には大量のキノコチップスで溢れています。

酒の肴にぴったりです。

 

このキノコ畑も白冷圳の水で潤っている

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ふと建物の脇を眺めると水路がありました。

訪ねてみると白冷圳の水路だそうです。

 

ここでキノコ栽培ができるのも白冷圳があるからだと話しておられました。

白冷圳ができるまではここは水に飢えた台地。

おじさんである磯田技師の偉業は、確かに農家の所得を増やしていました。

 

磯田技師の仕事は自分たちが潤うためのものではなく、そこに住むすべての人、そして後世に渡って富を生み出すものだったのです。

 

日本では当たり前にある水がこんなにも貴重なものかと思わせてくれる一時でした。

 

今回行った「百菰荘」の詳細

住所:協成里協中街2-1號

営業時間:9:00~17:30

TEL:+886 4 2582 2665

HP:howgu.com.tw

木耳ジュース飲んでくださいね!