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危うく入国拒否!?ハワイの入国審査で別室送りに。。。

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あろは、たけのこです。

私は今、ハワイに住んでいます。

住んでいるといってもビザウェーバープログラムによる90日以内のビザなので、そのうち日本に帰らなくてはなりません。

そんな私ですが、今回のプチハワイ移住にあたり空港のイミグレーションで危うく入国拒否になるとこでした。これまでの海外旅行では入国審査でひっかかることなんてありませんでしたが、90日のアメリカ滞在はそう簡単ではない事実を突き付けられた感じです。

今回はアメリカの厳しい入国審査についてお送りします。

危うく入国拒否!?ハワイの入国審査で別室送りに。。。

浮かれ気分が一気に吹っ飛ぶ!イミグレーションの別室送り

今回のプチハワイ移住は知り合いの家に居候させてもらえることになって、行くならビザなしで行ける90日まるまる行っちゃおうという感じでした。

アメリカにビザなしで行けるビザウェーバープログラムですが、どんな人でもビザなしで入国させてくれるわけではありません。そう、ビザ免除といいながら入国時に一人一人、入国審査官によって審査されるのです。

1週間とか2週間の滞在だったら入国審査で渡航目的を「sightseeing!!」と言っとけば、あまり入国拒否されることはありません。というインターネットの前知識をもって、私も入国審査に立ち向かいましたが、滞在期間を聞かれて90日と答えるとそのまま別室送りに。。。

ハワイに着いて浮かれ気分だったのが一気に青ざめます。

噂に聞いていた別室は20人ほどが座れる椅子が並び、扉は内側から開けられない仕様でした。パスポートも取り上げられて、手も足もでない状態。別室は携帯の使用は禁止です。けっこう中で待たされますが、スマホで情報収集というわけにはいきません。中に連れていかれて完全に血の気が引いていた私も、時間が経つとだんだん周りが見えてきます。別室には私以外にも数人いて、その多くが飛行機のクルーでした。そのへんの事情は分かりませんが、一般人は少なく、その様子がわかって余計にテンションは下がりました。

さて2~30分たったでしょうか、ようやく名前が呼ばれます。

別室の中にはカウンターがあってそこで面談するのかと思いきや、なんとそこからさらに奥の個室へ連れ込まれます。

別室の別室です。

今度の入国審査官はしっかり拳銃を持っていて、ちょっと怖そうなおじさんでした。初めに英語はできるか?と聞かれ、私は自分の思いを相手に伝えきれるほどの英語力はなかったので、あまりできないと答えました。すると通訳の人を呼んでくれることに。助っ人として来てくれたのは、日系かもしくはもともと日本人の女性の方。これは心強いぞ、と思いながら今回のプチハワイ移住について説明していきました。しかし、浮かない表情の審査官。そこから次々と質問をされていきます。

〇職業、会社名

〇貯金

〇クレジットカードの限度額

〇所持金

〇滞在先の住所

〇帰りの飛行機のチケット

〇ハワイでの就職の意思

〇早く帰ることはあるか。

などなど。

ほかにもいろいろ聞かれた気がしますが、必死過ぎてあまり覚えていません。

ただこれがあったらよかったというものは、銀行の預金証明。

別のサイトで必要ないとか書かれていたので、用意しておりませんでしたが、なんと審査官自らがそれを持っていないかと聞いてきたのです。通常、ハワイに3か月も住むとなればそれ相応の予算が必要です。ハワイの地代は年々上がっており、食料品などは多くが島外から輸入されているため物価も高いです。いくらぐらい持っていると口では伝えられても、物的な証拠が存在しないためため息をつかれてしまいました。

そして、そうこうしていると荷物検査をすることに。別室から外へ連れ出され荷物を受け取ります。するとその審査官の前でスーツケースをあけて、中身を全部チェックされました。ここで持ち込み禁止のものを持っていたら完全にアウトです。よくテレビで見る罰金の刑にすぐ処せられます。私は宿泊のためのエアーマットレスを持っていましたが、これがかなり疑われました。別にやましくないので見せたらすぐ納得。チェックが終わるとまた別室送りに。。。これで開放とはいきませんでした。

さらに待つこと15分くらい。また別室の別室に送り込まれ質問タイム。それが終わるとベンチでさらに待たされます。ここまでで2時間は経ったでしょうか。強制送還が頭によぎり、外で待っている知り合いにも連絡できず、ストレスで胃が痛くなり始めました。

そしてついにその時が来ます。

パスポートとレポート用紙を持った審査官が、私たちを別室から荷物が放置された税関に連れていきます。その途中でなんと入国許可のスタンプが押されたパスポートをくれました。レポート用紙のほうをちらっと見ると、びっしりとヒアリング調査の内容が書かれていました。きっとこれが記録として残っていくのでしょう。

正直に的確に答えれば別室送りは恐くない!

 私が別室送りになった理由を考えてみると

〇観光目的なのに滞在期間がやたら長い。

〇滞在先がホテルやコンドミニアムではなく知り合いの家

身に覚えがあるのはこの辺でしょうか。入国審査官からすると不法就労でもしそうな雰囲気??だったのでしょう。しかしながら別室送りはしっかり回答すれば、必ずも入国拒否されるわけではありませんでした。私は約3時間拘束されましたが何とかアメリカに入国できています。

私のように長期滞在する方は別室送りになることは多々あると思います。その際は、

〇英語ができなければ通訳を呼ぶ

〇具体的な行動予定を伝える。ただ観光とは答えない。

〇滞在期間中のお金、日本の預金を伝える。銀行の残高証明書を持っていたほうが良い。

〇就労の意思がないことをはっきり伝える。

〇あいまいな回答はしない。

この辺がポイントかなと思います。

それにしても入国できて安心なのでした。