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藤子不二雄ミュージアムは大人向けの施設?!深い感銘を受けた美術館

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こんにちは、たけのこです。

 

この度、ドラえもんの作者である藤子不二雄氏のミュージアムに行ってきました。

 

大人から子供まで愛される藤子不二雄氏の貴重な展示物が数多くあり、漫画という手段を通して伝えたかったメッセージに非常に感銘を受けました。

 

ということで、今回は藤子不二雄ミュージアムのご紹介です。

 

藤子不二雄ミュージアムは大人向けの施設?深い感銘を受けた美術館

チケットは予約して事前購入しましょう

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藤子不二雄ミュージアムのチケットは事前購入制です。

 

入館時間は10時、12時、14時、16時の1日4回となっており、現地ではチケットは売っていませんので、HPから予約して行かないと門前払いになってしまいますよ。

 

なので、訪れる際には必ずHPからチケットを予約していきましょう。

HP:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

 

また、チケットの受け取りはコンビニのローソンでのみで可能となっています。

この点もご注意ください。

 

どうでもよい話ですが、私はローソンだとANAマイルとdカードポイントの二重どりができるので、ちょっと得した気分です。

 

専用駐車場は無く、周辺駐車場は多くないのでバスがおすすめ

藤子不二雄ミュージアムには駐車場はありません。

しかしながら、民間の駐車場や近くには生田緑地の駐車場があるので車で行くことも可能です。

 

私も徒歩5分ほどのところにギリギリ止められました。

 

ただし、民間の駐車場は台数も限られており、休日は満車になることが予想されますので、徒歩15分ほどかかりますが、生田緑地東口駐車場が止められる台数も多くていいかもしれません。

生田緑地東口(神奈川県川崎市多摩区枡形7-1)の時間貸駐車場・満車/空車情報 |タイムズ駐車場検索

 

基本的には、公共交通機関がおすすめですね。

 

JR南武線と小田急線の登戸駅から直通バスも走っていますし、歩いても15~20分くらいです。

 

いよいよ藤子不二雄ミュージアムへ入館します!

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外から見ると、現代的な美術館のような風貌ですが、近づいてみると...

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外壁にドラえもんの目が装飾されています。

遊び心があって楽しいですね。

 

こんなアイテムもありました。

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ドラえもんのカラーコーンです。

これはかわいい。

 

というわけでいざ、藤子不二雄ミュージアムへ入っていくわけなのですが…

基本的に館内の撮影はNGなのです。

 

写真は撮影可能なところだけ載せていきます。

残念…

 

また、館内は原則、ネズミの入館は禁止です。

ドラえもんはネズミが嫌いですからね。

決して、ミッ〇ーマウスとか持ち込まないでくださいね。

 

中に入るとおはなし電話という音声ガイダンスが全員に渡されます。

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よく美術館などの音声ガイダンスは有料だったりするので、この心意気はうれしいですね。

自分のペースで話が聞けて、とてもよいサービスです。

 

展示室では、みんな携帯で話しているようで普通の美術館とはまた違う雰囲気が面白いです。

 

すこしふしぎな藤子不二雄の世界

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ドラえもんやキテレツ大百科などの作品はSF、いわゆるサイエンスフィクションですが、藤子不二雄氏はSFを「すこしふしぎ」と解釈して作品作りをされていました。

 

確かに、ドラえもんで言えばありふれた日常の中に、不思議な道具や冒険が登場してきます。

 

長編の映画などでは、日常から大冒険が始まり、最後には必ず普段の日常に戻ります。日常から大きく離れすぎないところで、不思議な世界が待っている。

それが藤子不二雄氏の作品を魅力的にしているのかもしれません。

 

より忠実に、より本物に近く描く

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ミュージアムの中では、原画の展示や藤子不二雄氏の使用していた道具、書斎の再現、日常の写真などが展示されています。

 

こうしたミュージアムへ行くとどうしても目に見える絵や展示物に視点が行きがちです。

 

私としては、ぜひ、展示物のそばに書いてあるコメントを良く読んでいただきたいと思います。

 

そうすると藤子不二雄氏の人となりや、作品に対する想いが凄く伝わってくるミュージアムです。

 

私が心に響いたメッセージがあります。

「理想的な児童まんがは、子供が読んで面白いだけでなく、大人にとっても面白くあるべきなのです。」

 

この言葉を実現するため作品作りのためにしていたことが、ミュージアムの中では数多く紹介されています。

 

例えば、ドラえもんでよく出てくる恐竜は、最新の学術書を手に入れ、骨格や関節の位置など事細かく描写していたのです。

 

私も知りませんでしたが、ティラノサウルス一つ描くにしても学説が変われば、それに合わせて作品の描写を変えていたようです。初期のころは指が2本だったそうですが、そのあとの作品では指が3本になっていました。

 

何気なく見ていたドラえもんの世界は、実は偽物の世界ではなく、現実に近い本物を表現しようとこだわって描かれていたのでした。

 

子供だけでなく、大人にも伝えようとするメッセージ

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藤子不二雄氏は「まんが」を通して、夢、希望、友情、勇気、好奇心、愛情、社会問題等々、様々なメッセージを私たちに発信していました。

 

子供にも、大人にもわかりやすくするため、伝えたい思いを「まんが」で表現し、最後には必ず読んだ人の心まで笑顔にする。

 

ある作品の展示の中で藤子不二雄氏が

「絶対に絵で表現しなければならないんだ」

と強く語っていたことが紹介されていました。

 

その強い思いの裏側には想像できないほどの、努力や苦悩があったことと思います。

 

私たちの社会はとても不完全で、多くの問題を抱えています。

藤子不二雄氏はそんな社会の中でも、夢や希望を持ち、みんなで力を合わせていけば、どんな苦難でも乗り越えていける。

 

そんなことを伝えたかったのかなと感じさせられました。

 

遊び心いっぱいのはらっぱ

さぁ、ここからは写真を撮れたところを紹介します。先ほどからちょいちょい写真を載せてますが、まだまだあります。

 

きこりの泉で綺麗になったジャイアン

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これはこのミュージアムのメインスポットとも言えますね。

場所がちょっとわかりにくいので注意です。

 

普段は水の中に沈んでいてレバーを上げ下げすると

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こんな風に浮いてきます。

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ちょっとドキドキするスポットです。

 

はらっぱではパーマンがお昼寝。

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ドラミちゃんもいますよ!

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どこでもドアもあります。

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ちびっこたちの前でポーズを決めるのが恥ずかしかったです…

 

公園の土管もありますよ。

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ミュージアムショップは面白いグッズがたくさんある

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ここのミュージアムのもう一つの見どころは、ミュージアムショップですね。

結構面白いものがたくさんあります。

 

コロ助の等身大フィギュア

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タケコプター

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その他もろもろ

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のび家の平面図のTシャツなんかもありました。

なかなかクレイジーです。

 

品ぞろえも豊富なので、見ているだけでも面白いショップですよ。

 

大人も子供も楽しめるけど、大人向けのミュージアム

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大人も子供も楽しめるように配慮されたミュージアムでしたが、全体的な感想としてはちょっと大人向けかなと感じました。

 

藤子不二雄氏の想いやこだわりが物凄く伝わってくるミュージアムなんです。

 

入館料は1000円と美術館の値段設定としては高くないですが、全部見るのに2時間半近くかかりました。

展示物の量も内容も大満足です。

 

是非一度、足を運んでみてください。

晴れの日だけの特別演出もあるので、それも見所ですよ!

 

藤子不二雄ミュージアムの紹介でした。

 

藤子不二雄ミュージアムの詳細

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川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

 住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号

開館時間:10:00~18:00

※ただし、入館時間は10時、12時、14時、16時の1日4回

休館日:毎週火曜日、年末年始

チケット:完全事前購入制、日時指定による予約制のため、必ずHPから予約してください。

HP:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

駐車場:専用駐車場無し。周辺の民間駐車場の相場は30分200円程度。