たけのこブログ

〜自分の人生を歩み始めるブログ〜

工事現場の近くは歩かないことに限る。常に危険は側に

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こんにちは、たけのこです。

 

台風21号の影響により工事現場の足場が崩れ、男性が下敷きになり亡くなりました。

とても悲しいことです。

 

私の仕事は建設業ですが、嫁にはいつも工事現場の近くはできるだけ歩かないように伝えています。

 

それは絶対的な安全が保障できないからです。

 

工事現場の近くは歩かないことに限る

仮囲いも足場もクレーンも倒れる

私は仕事がら、多くの様々な事故や災害の情報を目にしてきました。

 

仮囲・足場の倒壊、クレーンの横転、大型車両による事故。

 

これらは、建設作業員が被害に遭うだけでなく、通行人など第三者を巻き込んでいるものもありました。

 

災害の原因を見ていくと、今回の災害のように台風が来てその影響で足場が崩壊したみたいに自然災害によって引き起こされるものばかりではありません。

 

人為的ミス、安全対策不足・不備、原因不明の事故、災害も数多く発生しているのです。

 

私も実際に大型クレーンが倒れたのも目の当たりにしています。

 

 その時は晴天で風もない日でしたが、工事現場からクレーンが飛び出し、電線を破断し隣地のビルを破壊、止まってた車もペシャンコになっていました。

 

たまたま、通行人などに怪我はなく物損だけで済んでいましたが、タイミング次第では人が巻き込まれてもおかしくない事故でした。

 

建設現場は重量物が多い

建設現場、特にビルなどの建物は市街で建設されるものも多く、あなたもすぐ脇を歩いていることがあると思います。

 

外から工事現場を見ると、作っている建物はあまり見えず、どちらかと言えば仮囲や足場、クレーンぐらいしか見えないかもしれません。

 

しかし、今あげた見える3つのどれかが倒れても大変な事故につながります。

 

例えば、歩行者にとって一番身近な仮囲。

仮囲のパネルは50㎝幅で1枚当たり10~20㎏あります。

 

そんなに重くないと思うかもしれませんが、仮囲いが倒れるときは1枚だけパタンといくことはありません。

工事現場の大きさにもよりますが、数十枚がつながっているので、一斉に倒れてきます。

 

仮に10枚が倒れればその重さは100~200㎏、それに仮囲を支えている単管パイプなどの重さが加わるのです。

 

とても生身の人間では持ち上げることのできない重さと大きさです。

 

足場も高層になればなるほど重量を増していきます。

クレーンについてもご察しの通り、倒れて来たらひとたまりもありません。

 

建設現場は見えるものだけでも、かなりの重量物ばかりなんです。

 

安全対策されているから大丈夫。なんて思わない。

工事現場は建設会社が安全対策をしているから、警備員さんもいるし近くを通っても大丈夫。

 

なんて決して思わないでください。

 

もちろん、建設会社は安全管理に最善を尽くしています。

しかし人為ミス、想定外はつきものです。

 

災害事例、安全対策は共有され年々災害は減っていますが、それでも先日の台風の時のように第三者を巻き込んだ事故が発生しているのです。

 

あなたにお伝えしたいのは、建設現場の近くは避けられるのであれば通らないこと。これが1番安全です。

 

どうしても通らずにはならない場合には、できるだけ離れて通行してください。

 

先述していますが、自然災害の影響だけで事故が起こるわけではありません。

晴天時でも偶発的にトラブルが起きれば、事故は発生するということを知っておいてください。

 

現在はアベノミクスによる好景気、オリンピック需要による建設ラッシュになっています。また、都市部ではビルの建て替え、リフォーム需要も高いです。

 

その結果、街中見渡せば至る所に建設現場があります。

 

遠回りになることもあると思いますが、できるだけ近づかないことをおすすめして終わります。