橋爪功息子逮捕で島根が落胆。『たたら侍』上映中止のダメージがでかい
島根県を舞台にした映画だっただけに…
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戦国時代の出雲地方を舞台にしたEXILEも出演する映画「たたら侍」が橋爪功の息子、橋爪遼容疑者(30)逮捕を受けて公開3週間で中止することが決まりました。
ロケ地となった島根県はこの知らせを受けて、非常に落胆しています。
たたら侍とは
1300年の時を経て現代に伝わる、唯一無二の鉄“玉鋼”を生み出す製鉄技術“たたら吹き”。
戦国の末期、その伝統を守ることを宿命づけられた男が、侍にあこがれ旅に出た。
のちに人は、その若者を「たたら侍」と呼んだ。
ひとりの誠実な青年が戦乱の世にあらがい、
おのれの生きる道を探して魂の彷徨を重ねる成長の物語。
日本の伝統と、日本人の気高い精神を、美麗で雄大な映像と共に描き出す。
それが『たたら侍』である。tatara-samurai.jp
島根県の出雲地方は「古事記」でスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した伝説の地で、スサノオノミコトが十拳剣でヤマタノオロチを切り刻むと尾から太刀が現れたといわれています。
ja.wikipedia.org
これが三種の神器の一つ天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)といわれています。
このように出雲地方は古くから製鉄の技術が発達し、明治中期までは日本需要の70%を満たしていたほど優れたハガネの産地でした。
そういったこともあり、「たたら侍」のロケ地が島根に決まった際に、地元自治体は連絡会を結成し、製作費の助成金として1億2800万円を援助していたようです。
今回逮捕された橋爪遼容疑者は刀職人の息子役で、主人公の影響を受け、刀ではなく銃作りに取り組むようになる重要な役でした。
海外映画祭でも高い評価
「たたら侍」はモントリオール世界映画祭の最優秀芸術賞受賞やオーストラリア、リトアニア、アメリカ・ハリウッドやバイユー映画祭など12の映画祭で19の賞を獲得していました。
公開前からとにかく話題作だったんです。
EXILEも島根の観光プロモーションに貢献
たたら侍の撮影が本格的に進むと、2015年からはDAIGOに代わりEXILEのメンバーが島根の観光プロモーションに貢献していました。
各地にポスターを配布したり、映像を制作するなどして、島根県はこの3年間で約3億円の費用をかけたようです。
「たたら侍」は地元民からも非常に期待されていた作品だけに、今回の事件は非常にショックが大きいものとなりました。
今後の動向
映画の制作会社のコメントは
「ただいま映画の世界観を損なわないように再編集を行い上映再開できるようスタッフ一丸となり鋭意努力しております。」
とのこと。
ただ、橋爪容疑者の役の重要性を考慮すると、編集だけで対応できるものなのか疑問が残ります。
まとめ!!
そういう訳で、橋爪功息子逮捕で『たたら侍』が上映中止になったことにより島根が落胆しています。島根が話題になることって、錦織圭が島根出身ってことくらいのもんですからね。
がっかりですよ。
芸能人の影響力ってすごいですね。
それよりも島根が観光プロモーションに3億も金かけていることに驚きですが。
「たたら侍」以外にも島根にはいいところありますので、島根を励ましに来てくださるとうれしいです。